最中の皮の部分はいったい何から作られているの?
市販の最中の皮はもち米から作られています。ただ、そのもち米を最中の皮に加工するのは、製粉して蒸して…とその過程がちょっと複雑。
家庭で必要な分だけ手作りするなら、白玉粉とコーンスターチが代わりとなり、作業も楽にしてくれます。分量の割合は、白玉粉が3、コーンスターチが1、水が2.5です。大さじで量った場合、これが10個分になります。それに、少量の油。
最中の皮の型にするものを、最中1個あたりに2個準備しましょう。プリン型やカップケーキ型が利用できます。
家庭でもできる!白玉粉とコーンスターチで作る最中の皮レシピ
1.粉類と水をボールに入れて、手でこねます。
2.重ねた2個の型で生地をはさむようにして、薄い皮を作るので、片方の型には内側に、もう一方の型には外側に油を塗っておきます。
3.生地を分割し、それぞれ直径1.5cmのボール状に丸めます。1つのボールを2個の型ではさみ、生地を薄く広げましょう。上の型の中にパイ用の重しをのせます。
4.230℃に余熱したオープンで、11分焼き上げます。熱いうちに型から外して、完成です!
お茶の時間を楽しくしてくれる手作り最中の皮
材料の割合さえ覚えておけば、お菓子作りに慣れた人なら、手早く作れそうですね。最中の皮を自分で作ることができれば、中に入れる餡は自分の好みのものを合わせられます。甘さの度合はもちろん、こし餡つぶ餡、桜餡、うぐいす餡、アイスなど気分に合わせて選んだ中身をつめ、アレンジが自在に楽しめます。
手作りの最中の皮には自分で餡をつめられるのも楽しみの1つ。複数の餡やアイスを用意して、家族や友人同志で味比べをするのも面白いですね。みんなの集まるお茶の時間がいっそう賑わうにちがいありません。今度のティータイムには、手作り最中の皮を準備してみてはいかがでしょうか。