♡ジェルネイル♡がセルフで出来ちゃうってホント？？

昔からあるマニキュアとジェルネイルは全く違うものです。マニキュアとは、合成樹脂を着色し有機溶剤に溶いたものを爪に塗ることで、爪に色を付けてお洒落を楽しんだり、割れやすい爪を守る保護のために施工されるようになりました。昔から女性の指先のお洒落として、１０代から６０代など幅広い世代の女性から人気を集めているコスメアイテムです。値段も安いものから、少し高価なものと、幅広いのですが、価格の安いものですと、１００円ショップなどでも沢山の色や種類がそろっていますよね。マニキュアは、自分で簡単に塗ることが出来ます。指先にも足の爪にも塗ることができます。最近では小学生のお子さんも昔と比べお洒落にとても敏感な子が増えていて、自分でネイルをしてお洒落を友達同士で楽しむ子もいるんです。またネイルは、失敗したとしても、すぐに除光液で簡単に落とすことが出来るので、何度もやり直すことが出来ます。 簡単に色を付けることが出来、簡単にやり直せるマニキュアですが、その一方で、マニキュアの色を重ねてつけたい時、最初に塗ったマニキュアが一見乾いていると感じても、中の芯までは乾いていなく、重ねて色を塗った時に色が変に混ざって取れてしまった、、などという事があったり、あまりにも色を重ねてつけると、ふとした衝撃で剥がれてしまったりと綺麗に維持することが意外にも難しいのです。また、マニキュアの溶剤は水に溶けやすく、毎日のお風呂や、日々の生活の中で少しづつ色が取れてしまったり、欠けてきてしまうという面があります。さらに、乾燥するまでに時間が掛かるということ、そして、乾燥する時に鼻にツーンと来る刺激臭がしたり、マニキュアを落とすために使う除光液などは爪を痛める可能性もあるという面もあります。マニキュアは手軽で簡単ですが、綺麗に色を維持することは難しいんですね。学校や仕事の都合でネイルは禁止されていて、お休みの日だけ楽しみたいという方など、短期間で楽しみたい方には、マニキュアがおすすめです。先ほどもお伝えしましたが、価格の安いものも沢山あるので、色々な色を集めやすいですし、サッと塗って、落としたい時にもすぐに落とすことが出来ます。

ジェルネイルとはジェル状の樹脂を爪に塗り、それをUVライトやLEDライトを使って固めることを繰り返して、色を付けていくものです。従来のマニキュアに比べ、ぷっくりとした艶や立体感があり、１度塗ると長くて１ヶ月ほど綺麗な状態が続きます。水にも強いので、毎日のお風呂やちょっとした衝撃などで、簡単に落ちることはありません。また、色だけでなく、キラキラとしたストーンやパーツなども、しっかりとつけられるので、かなり立体感が出て、お洒落に目立つ事が出来ます。ジェルネイルには大きく分けて、2つの種類があります。ハードジェルというものと、ソークオフジェルというものです。現在、ネイルサロン等で主流となっているのは、通気性も良く、爪に違和感を感じにくいソークオフジェルです。ハードジェルの主成分は、アクリル樹脂からなります。分かりやすく例えると、プラスチックのようなものです。とても強度に優れているため、短い爪に塗り、長さを足していくジェルスカルプチュアにも使用されています。２つ目の、ソークオフジェルの主成分はポリウレタンなどのウレタン樹脂からなります。一つ目の、ハードジェルに比べると強度は低くなります。そのため、長さを出すスカルプチュアには向きません。しかし、かわりに柔軟性があるので、ネイル施術後に爪に少し力を加えてみても、一緒に曲がる程の密着、接着性があります。ハードジェルと違い、ソークオフジェルは、水や空気を通すため、爪にかかる負担を減らす事が出来ます。ハードジェルも、ソークオフジェルも、爪に色を塗り、それを定着させるために、紫外線などの特定の光を当てます。紫外線を当てることで、トロトロのジェル状だった成分が、固く固まるのです。ジェルネイルにも種類があり、UVライトで固まるものやLEDライトで固まるもの、またどちらのライトにも反応し固まるものがあるので、ジェルネイルを自分で購入する時にはどの、紫外線で固まるのかをしっかり確認するようにしてください。ジェルネイルが流通するようになった最初の頃はUVライトしか使用されていませんでした。しかし、化学技術の進歩・発展により、LEDライトが誕生しました。UVライトはジェルネイルを硬化させるのに時間がかかりますが、LEDライトは硬化させる時間が１０秒程ととても早いので、もちろん施術時間も短縮出来ます。LEDライトの方がお値段的にも高価ですが、ネイルの施術時間がかなり早くなり、確実に固まるので、LEDライトがおすすめだと思いますよ。またその一方で、ジェルネイルは、ライトでしっかりと固まっているので、マニキュアのように除光液で落とす事はできません。爪としっかり密着しているため、無理に剥がそうとすると、密着している部分の爪も剥がれてしまいます。ジェルネイルは、固まっている部分を削ったり、専用の溶液で落とすため、落とすのに少し時間がかかります。ネイルサロンでももちろん落とすことが出来ますが、その分お金もかかってきてしまいます。最近では、自分でも、ネイルオフが簡単に出来るそうです。マニキュアと比べると、しっかりと色が綺麗につくものの、落とすのにも少し手間と時間がかかるので、ジェルネイルをする際は、落とす時のこともしっかりと視野に入れておきましょう。またジェルネイルは、今ではかなり進化していて、最近は、このジェルネイルを自宅で行う、セルフネイルの人気も急上昇しています。マニキュアが単価100円～に対して、ジェルネイルは2000円～3000円と高めです。薬局などに、ジェルネイルもネイルを固めるライトも置いてありますよ。今までは、ネイルサロンでしか、出来ないと思われていたジェルネイルが、簡単に自宅で出来てしまうのはすごい進歩ですよね！

今や、道具さえ揃えば、簡単に本格的ジェルネイルを楽しめる時代になりました。早速、セルフでやるジェルネイルの仕方について説明したいと思います。【用意するもの】(どれも薬局で売っています)・爪やすり・コットン・キューティクルリムーバー・プッシャー(余皮をとる専用の道具)・無水エタノール・透明ジェル(トップコートの役割もあります)・好きな色のジェル・ジェルを塗る専用の筆・UVライトかLEDライト・ストーンなどの飾り(付けたい方のみ)

【やり方】
①爪の形を綺麗に整えるまずは、粗目の爪やすりを使って、爪の形を綺麗に整えていきます。理想的な爪の長さは、指の腹側から見て爪先の白い部分が2～3mm見える長さです。※爪の形を整えた後、そのまま爪やすりを使って爪全体を少しだけ削ります。そうすることで、爪の表面に凹凸ができるため、ジェルがより定着し剥がれにくくなりますよ。

②甘皮の処理をする爪全体に綺麗にジェルを塗れるように、余分な甘皮を処理していきます。まず、市販の薬局で売っているキューティクルリムーバーをコットンを使って爪全体になじませます。よくなじませた後、ぬるま湯に指先を漬け、２～３分ほど待ちます。こうすることで、爪の周りの甘皮がふやけて柔らかくなり、取りやすくなります。甘皮が柔らかくなったらプッシャーで甘皮を押し上げるようにして(爪の生え際から、爪先に向かう方向で)取っていきます。端から甘皮のラインに沿って円を描くように動かしていきます。

③無水エタノールで爪の油分除去と消毒を行うしっかりとジェルがのるように、コットンにエタノールを付けて、油分の除去をしていきます。

④透明のジェルを塗る専用の筆を使い、透明ジェルを爪に丁寧に塗っていきます。最初に透明のジェルを塗ることで、爪の色素沈着を防ぐことができます。透明のジェルを塗らずに、初めから色のついたジェルを塗ってしまうと、爪の内部に色が入り、専用の液で落としてもうっすらと色が残ってしまうそうです。

⑤UVライトまたはLEDライトで固めるジェルネイル専用のUVライトかLEDライトの機械の中に指先を入れ、１０～１５秒程、光を爪全体に当てジェルを固めていきます。ライトによっては、１分～３分ほど掛かったりしますので、爪先のジェルがしっかり固まったかを必ず確認してから次のジェルを塗っていきます。

⑥色のジェルを塗る透明のジェルが固まったら、いよいよ色のジェルを塗っていきます。筆を素早く動かして薄く薄く塗っていきましょう。始めは爪の中央にジェルを乗せて、それをゆっくり根元まで広げるように塗っていきます。見落としがちなサイドは、皮膚を引っ張り、際までしっかりと塗っていきましょう。１度薄く広げたら、専用のライトで固めていきます。この、“塗ったら専用のライトで固める”の作業を繰り返し行います。何度か繰り返すことで、ムラのない綺麗な色に仕上がっていきます。※ストーンなどの飾りを付けたい方は、爪の付けたい部分に、透明のジェルをのせて、そこにストーンを置き、専用のライトで固めていきます。１度固めたら、もう一度その上から透明ジェルを塗り、専用のライトで固めるとしっかりと定着しますよ。

⑦トップコートとして、透明ジェルを塗って固める爪先全部のデザインが出来たら、トップコートとして、透明のジェルを塗っていきます。２～３本一気に塗って専用ライトで固めるなどすると、時間短縮できますよ。この工程を一つの爪で２～３回ほど繰り返します。透明ジェルをたっぷりと塗れば塗るほど、仕上がった時の爪はぷっくりと立体感がでて可愛いですよ。

⑧仕上がった爪をエタノールで拭く最後に、コットンにエタノールをなじませ、爪全体を拭きます。そうすることで、ジェルネイルのベタベタ感を取り除くことができます。このやり方で、あなたも簡単に自分でジェルネイルを楽しめますよ♡

ジェルネイルって落とすのが大変…というイメージがあります。しかし、落とすのも今や自宅で簡単に出来てしまうんです。
【用意するもの】・爪やすり・除光液・アルミホイル・コットン・プッシャー

【やり方】
①爪やすりで爪の表面を削る自爪を傷つけないように気をつけながら少しずつ削っていきます。表面全体に傷がつくように、丁寧に削っていきます。爪のサイドは皮膚を傷付けないよう気を付けながら削っていきましょう。

②コットンに除光液を染み込ませるコットンを爪を覆う大きさにカットします。容器に除光液を出しそのコットンに充分いきわたるように浸します。浸したコットンを爪にのせ、その上からアルミホイルを巻いていきます。上に余白を残しアルミホイルを指にぐるっと巻きつけ余白部分をねじってから折りたたみます。こうするとしっかり固定されますよ。この状態で１０分ほど待ちます。

③ジェルをプッシャーなどで削り落とす10分ほど経ちジェルが浮いてきたら、プッシャーなどで、ジェルを取り除いていきます。この時無理矢理、ジェルを剥がそうとすると、爪の表面部分が傷ついてしまうので、ゆっくりと丁寧に優しく剥がしていきましょう。この方法で簡単にジェルネイルを落とすことが出来ます。

ネイルサロンでしか楽しめないと思っていたジェルネイル。意外にも、道具さえ取り揃えてしまえば、簡単に自分で出来てしまうんですね♡最近は、ネットなどでも、ジェルネイルがセルフで出来るセットが売っています。市販の薬局にも、バラ売りですが、売っていますので、ぜひ指先のお洒落として試してみてはいかがでしょうか？