燃料サーチャージの安い時期・高い時期について

いざ旅行に行くから航空チケットを買おうと思ったら、燃料サーチャージが値上がりしてて、高いチケット代になってしまった経験はありませんか。燃料サーチャージの安い時期、高い時期どのように決めているのか見てみましょう。 2017年09月04日作成

  • 旅行・お出かけ旅行・お出かけ

そもそも燃料サーチャージとは何でしょうか?飛行機が飛ぶための燃料の価格によって、運賃とは別にお客様が負担するものです。燃料ですので、車のガソリンのように安定せず、安くなったり高くなったりするため、航空券の値段が変動するというわけです。では、燃料サーチャージの安い時期・高い時期はいつでしょうか。

燃料サーチャージの決め方

燃料サーチャージは、湾岸戦争以降急激に値上がりした燃料の対策として2001年から導入しました。石油の成分の1つであるケロシンの直近2ヶ月の平均価格、アジアはシンガポール、ヨーロッパはロッテルダム、北米はガルフコースト(メキシコ湾岸地域)基準にして、2ヶ月に1度決められます。

ANA(ALL NIPPON AIRLINE)から見る燃料サーチャージの安い時期・高い時期

燃料サーチャージの安い時期・高い時期はなく、ケロシンの価格によって変動しますが、2014年8月辺りからかか下がってきているのがわかります。ANAとJALは、規定値(60ドル)を下回った場合燃料サーチャージは0円にする事を決めています。そしてついに2016年4月5月発券の航空券の燃料サーチャージは0円になりました。

燃料サーチャージが安くなった時の航空券の価格について

燃油サーチャージが安くなると格安航空券が値上がりする可能性があるので、手放しで喜べません。但し、貯めたマイルを特典航空券に変える場合は燃料サーチャージ分安くなりますので、得をすることになります。ちなみに国内線は燃料サーチャージが含まれた価格になっています。

燃料サーチャージの仕組みを知って、賢く安く海外旅行を楽しみましょう。特にマイルが貯まっている方は海外旅行に行くなら今がチャンスです。

オススメ

新着記事