実はあまり知られていない!?和菓子の代表的な種類まとめ

実はあまり知られていない!?和菓子の代表的な種類についてまとめました。特にお土産としても多くの人に喜ばれる7種類紹介します。 2017年09月11日作成

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今回は、おすすめの和菓子の種類について紹介いたします。日本の文化と伝統技術が詰まっており、見た目も味も楽しむことができる和菓子は、お土産としても多くの人に喜ばれます。7種類紹介していますので、ぜひ、ご覧ください。

浮島

餡を主原料にした和菓子で、上新粉・卵・小麦粉等を混ぜて蒸したものです。ふっくらと弾力があり、しっとりとした食感の和菓子で、蒸した際に膨らむ様子が水面に浮かぶ浮島の様に見えた為、この名が付けられたと言われています。味のバリエーションも豊かで、抹茶味を始め甘納豆を散らしたものや、栗味や小豆味などが楽しめる上品な味わいに思わずはまってしまいます。

すあま

蒸した上新粉に砂糖を加えたもので、紅白の色合いと「寿甘」の当て字より、地方によってはお祝い事にも用いられています。甘さは控えめで、もっちりとした食感に柔らかく上品な口当たりが特徴の和菓子です。関西方面ではあまり知られておらず、江戸時代頃に東日本で一般的な餅菓子として親しまれていた様で、固くなりにくいお餅としても重宝されていました。素朴でシンプルな味わいですが、子供から大人まで食べやすく人気があります。

錦玉・琥珀

寒天液に砂糖を加えて固めた、透明感のある涼し気な和菓子です。主に、関東方面では綿玉、関西方面では琥珀とよばれています。表面はシャリッと、中はぷるぷるっとした食感が特徴で、夏羊羹とも言われています。上生菓子としても人気があり、中に金魚を泳がせたものや紫陽花を表現したものなど、見た目にも美しく日持ちがするのが特徴です。

柚餅子

柚餅子とは、柚子や胡桃を用いたもので、元々は保存食のような意味合いで作られていたものが和菓子の一種として分類されるようになったものです。伝統的な「丸柚餅子」と「平柚」の2種類がありますが、現在では形状や味・製造方法に至るまで様々で、地域によってその種類は千差万別です。一般的には、柚子の風味をつけた餅菓子全般を柚餅子と呼ぶ為、ものによって様々な食感も楽しめます。

村雨

餡に砂糖や米粉を加えて蒸したものをふるいにかけた「そぼろ餡」を、型抜きして作られた和菓子です。しっとりとした優しい口当たりの生地と、ホロホロとした食感が特徴です。本来は、大阪府にある老舗和菓子店の商標登録銘菓でありながら、人気の余り和菓子の用語集に出るほど一般的になっており、和菓子の代表作とも言われています。近年では、型抜きだけでなく、竿状にくるくると巻いたものが主流となって販売されています。

調布

卵・砂糖・小麦粉を混ぜて焼いた薄皮で求肥を包んだもので、大福やお団子のようなもっちりとした食感が魅力の和菓子です。もともとは、古代の税として納めた手織りの巻布の調布に見立てて作られたのが始まりと言われています。焼いた生地の香ばしい香りと甘くてモチモチとした求肥の組み合わせが、やみつきになる美味しさで、2つの食感を贅沢に味わう事ができます。

茶通

抹茶などを入れた緑色の小麦粉を用いて生地を練り、その生地で餡を包んだ焼き菓子です。焼く際には、生地の表面に煎茶の葉を散らせて焼いているのが特徴的です。中に包む餡にはごま餡を用いるのが一般的で、ほろ苦い抹茶と甘い餡の組み合わせが大変美味です。また、6面に焼き目がつくのも特徴的でとても香ばしく、側面と表面の配色が見た目にも風情があり、茶席の菓子としても親しまれています。

いかがでしたでしょうか?どの和菓子の種類もとても美味しそうですね。和菓子を食べるだけで心が癒され落ち着きます。ぜひ、気になる和菓子があれば、召し上がってみてください。

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