美味しい栗たちを生み出す栗の名産地まとめ

日本名産の栗ってたくさんあるのをご存知ですか。何気なく食べていた栗の名産品を知ることで、食べるのも楽しくなってきます。ぜひ、好みの美味しい栗を見つけてみてください。 2017年09月16日作成

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皆さん、栗の名産地はご存知ですか?日本では多くの地域で栗が生産されています。ここでは、人気の栗ブランドの産地や、栗の生産量の多い産地など、栗の名産地を紹介しています!

名産地を知ることで、より美味しい栗を選ぶことができたり、栗菓子や栗スウィーツを食べる際も楽しくなります!ぜひ、参考にご覧ください。

京都の丹波

京都の丹波地方では、平安時代から栗が栽培されていて、朝廷や幕府に献上されるようになり栗の産地として有名になったと言われています。丹波で採れる「丹波栗」は特に有名で、栗の中でも代表的な品種の1つとなっています。銀寄や筑波などが多く、市場では非常に高価に出回っています。京都の丹波は、栗好きの方からすると、とても有名で人気の栗が採れる名産地の1つです。

埼玉の日高

古くから養蚕業の盛んな地域であった日高市高麗川地区は、昭和30年代から栗栽培が盛んになり、県内有数の産地となりました。日高市ではたくさんの栗が生産されていますが、その中から厳選された高級栗を「高麗川マロン」と呼んでいます。高麗川マロンは、大きさが2L以上で、研究会が選定した国見、大峰、利平、筑波の4品種に限定されています。10月上旬まで販売されており、粒が大きく甘みがありとても美味しくて人気です。

長野の小布施

多くの人が知っている栗の名産地である長野県の小布施。観光スポットとしても人気で、美術館や歴史ある建造物も多くあります。「栗の街」としての認知度も高く、上質な小布施栗を使った、栗菓子や栗スウィーツを多くのカフェやレストランで食べることができます。人気栗ブランドの産地としても有名ですが、それ以上に栗の街としての知名度が高く知られています。毎年、シーズンに訪れている人は多いです。

岐阜の恵那

人気の栗ブランドの1つでもある恵那栗。良質な栗の産地として知られています。多くの品種が栽培されており、早生から中生、晩生まで、シーズンを通して安定した収穫量を確保しています。また東美濃栗復興協議会超特選栗部会を結成し、品質と鮮度の厳しい基準を設け、栽培条件、出荷条件をクリアした、恵那山の名を使った「超特選恵那栗」も出荷しています。栗の産地としてだけでなく、さまざまな栗菓子を製造・販売していることから、栗菓子の地としても有名です。

茨城

日本一の栗の生産量を誇る茨城県。9月初旬〜早生から10月下旬〜晩生まで、さまざまな品種を栽培しています。産地は内陸部に多く、笠間市や、かすみがうら市、小美玉市、石岡市、土浦市、茨城町などです。丹沢、神峰、大峰、利平、筑波、石鎚などが揃い、他の産地の栗よりも甘いのが特徴です。

新しく商品化された笠間の栗「極み」は、丹沢、筑波、岸根の3品種を1ヶ月間冷蔵庫で寝かせているため、最高の甘みとなっています。全国一の生産量を誇る茨城県の栗は絶対に外すことができない美味しい栗が揃います。

熊本

熊本県は、県内の至る所で栗が生産されていて、全国で2番目に多い栗の生産量を誇ります。良質で味が良いと全国でも評判で人気の栗の産地です。他の産地の栗よりも早く出荷されることでも有名で、9月頃には早生栗を見ることができます。風味豊かで甘みもあるため、熊本の栗だけを選ぶ人もいます。熊本県の甲佐町では、極上の栗の品種「利平」が収穫されています。

いかがでしたでしょうか?意外に住んでいるすぐ近くに名産地があったりはしませんでしたか?どこの産地の栗も名産と言われるだけあり、甘みがありとても美味しく味わうことができます!ぜひ、栗を選ぶ際などの参考にしてみてください!

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