和菓子でエネルギーチャージ!羊羹の知られざる魅力

羊羹は甘い和菓子というイメージですが、運動時のエネルギー補給源としても注目されています。今回はそんな羊羹の知られざる魅力についてご紹介します。 2017年09月17日作成

  • グルメグルメ

羊羹は小豆と寒天でできたあま〜いお菓子。小豆だけでなく栗羊羹や芋羊羹などさまざまな種類があり、どれも風味豊かで美味しいですよね。しかし、和菓子をあまり食べない方の中には、「すごく甘いお菓子」というぼんやりとしたイメージしかない場合も多いのではないでしょうか。実は、羊羹はただ甘くて美味しいだけではなく、魅力あふれるお菓子なのです。今回はそんな羊羹の魅力をご紹介します。

羊羹の隠れた魅力とは?

お茶請けとして出されることが一般的な羊羹ですが、実は昨今スポーツの補給食としても人気を集めています。羊羹には適度な糖度と適度な塩分が含まれています。また、あずきは疲労回復の効果が高く脳の疲れにも効果的。スポーツ医学でも推奨されていて、実際にスポーツ用の羊羹を販売しているメーカーもあるほどです。例えば、数十キロにも渡る長距離をレースで競うサイクルスポーツなどは、羊羹のような食品で効率的にカロリーを摂取することが必要となります。また、羊羹の形状なら、自転車で走行しながらでも補給できます。最近では、スポーツ用のスティックタイプや、運動中に気持ち悪さを感じないような甘さを抑えた商品の開発も進んでいます。

数々の魅力的なポイント!

ここで羊羹の魅力を簡潔にまとめてみましょう。・小さくて持ち運びに便利・暑さで溶ける心配がない・少量でたくさんのカロリーを摂取することができる・水分を含むので口の中の水分を奪わない・小豆には疲労回復効果がある・糖分だけでなく塩分も程よく含まれている・コンビニなどでも手軽に入手可能・約60gあたり60〜100円程度とコストパフォーマンスが高い・常温保存可能・賞味期限が長いこのようにさまざまなスポーツの補給食としても汎用性があります。加熱処理されており、多くの糖分を含むため、賞味期限が長いのもポイントです。備蓄しておけば災害時の非常食としても役立つでしょう。

食べすぎには注意!

羊羹は100gあたり約170キロカロリー程度ですが、食べやすいからと食べすぎると、カロリーの過剰摂取に繋がります。また、あんこはGI値が高いため血糖値の上昇にも注意が必要です。補給食や非常食として優れている羊羹ですが、食べすぎるとデメリットもあることを覚えておきましょう。スポーツなどでエネルギーを使い果たしている場合はともかく、通常の日常生活ではお茶請けとして少量を召し上がることをおすすめします。

まさか羊羹にこんな用途があったとは!と驚かれた方も多いのではないでしょうか。「羊羹はすごく甘くて食べづらい」という先入観を持っていた方も、食べてみると思っていたほどきつい甘さではなかった、といわれることもあります。甘党でない方も、用途に合わせてぜひ試してみてくださいね。

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