「お持たせ」って?その意味と、おすすめの和菓子3選

「お持たせ」という言葉がよく使われますが「手土産」とはどう違うのでしょうか。ここでは2つの言葉の意味の違いや使い方を解説します。 2017年09月17日作成

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最近お持たせという言葉をよく見たり聞いたりしますが、手土産とはどう違うのでしょうか。ここでは、ここでは、お持たせと手土産の違いと、おすすめのお持たせを紹介します。

「お持たせ」と「手土産」の違いとは

「お持たせ」という言葉は、お客様から手土産を受け取った主人が、接待のときに手土産をそのままお茶菓子として出す場合に「お持たせで失礼ですが」というように使います。「手土産」と「お持たせ」は同じものを指しており、お客様にとっては、自ら持参した手土産になります。一方、手土産を受け取った主人にとっては、お客様からの頂きものになります。その頂きものをお茶菓子として使う場合に、「お持たせ」と言うのです。つまり、お客様を嫌な気持ちにさせないように、臨機応変な対応をするための言葉なのです。最近はいらっしゃったお客様に渡すお土産や、先方を訪ねるときに、主人と一緒に頂く意図で持参する高級な手土産のことを「お持たせ」と言うことが増えているようです。

「お持たせ」を出すタイミング

お客様に頂いた手土産をどんな場合にお持たせとして使うか、迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。手土産を渡されたときに、「日持ちがしないものなので開けてください」、「一緒に頂きましょう」などと言って頂ければ分かりやすいですが、特に何も言われない場合は、自分で判断しなければなりません。お客様の様子をしっかり観察して、言葉にならないニュアンスを感じ取るようにしましょう。ただし、自分の親や兄弟姉妹、親しい親戚や友人の場合は、その場で中身を確認させてもらい、ケーキなどの日持ちがしないものだったら、「お持たせにしてしまって申し訳ないけれど……」と一言断って一緒に頂くのもよいでしょう。一方、お客様があまり親しくない方の場合は、頂いた手土産を一度キッチンに下げて中身を確認し、日持ちがしないものだったら「一人では食べきれないので、お持たせにさせていただいてよろしいでしょうか」と一言断って、一緒に頂きましょう。また、お客様が何人かで一緒にいらっしゃり、その中の1人から手土産を頂いた場合は、親しい間柄でも必ず一度キッチンに下げて中身を確認しましょう。お客様がそろっている場で中身を確認すると、出さないわけには行かなくなります。そうなると、手土産をくださったお客様の意図を汲めず、残念な気持ちにさせてしまうおそれがあるからです。お持たせにしてもよいかどうかどうしても判断できない場合は、他のお客様がいないところで意図を確認するとよいでしょう。お客様につまらない思いや嫌な思いをさせないように気を配ることが大切です。

栗どらやき【良平堂】

大きな栗がごろごろ入ったどら焼きです。良平堂では、恵那地方で採れる新鮮な栗を贅沢に使っています。また、生地はすべて手焼きで、ちょうどよい焼き目がついていて香ばしいですよ。あんこは甘さ控えめにつくられているので、栗の自然な甘さを邪魔しません。生地のふんわり感とつぶあんの食感、さらに栗のホクホク感という異なる食感が混ざり合い、最後まで飽きずに楽しむことができますよ。どら焼きはどの年代の方にも人気があるので、お持たせとして大活躍してくれそうですね。

土佐の果物ゼリー 土佐の日曜市12コ入り【浜幸】

高知県特産の厳選された果物を使ってつくったゼリーの詰め合わせです。独特の方法でつくられているので、まるで新鮮な果実を食べている時のような香りを感じることができますよ。甘酸っぱく爽やかな小夏、自然な甘さと酸味がくせになるやまもも、香り高いゆず、リッチな甘さと香りの黒ぶどう、甘みが強いオレンジ、まろやかな甘みと酸味のすももの6種類が楽しめます。果物好きな方はもちろん、甘いものが苦手な方にも喜んでもらえそうですね。

くりりんかぼちゃパイ【吉田食品】

糖度が世界一高いと言われる「くりりんかぼちゃ」を使ってつくったパイです。かぼちゃをていねいにつぶしてつくったペーストにバターが加えられているので、しっとりほくほくした食感が楽しめます。香ばしいパイ皮との相性が抜群ですよ。隠し味には、なんと南茅部産の真昆布が使われています。自然な塩気と独特な風味によって、かぼちゃの甘さが最大限に引き立っています。自然の恵みをたっぷり楽しめるこのパイは、お子さまがいるお宅へのお持たせにすると、きっと喜ばれますよ。

いかがでしたか。日本語には微妙なニュアンスが込められている言葉が多いので、使い方に戸惑うこともありますよね。でも、難しく考えなくても大丈夫です。「お客様に楽しく過ごしていただきたい」という気持ちを忘れなければ、多少のミスがあってもよい関係が続きますよ。

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