上司に頼まれても慌てない!手土産選びに気をつけること

上司に「取引先へ手土産を用意しろ」と言われて困った経験はありませんか?ここでは手土産を用意するとき気を付けるべきことを紹介します。 2017年09月17日作成

  • グルメグルメ

ビジネスシーンで使われる手土産は、商談や企業同士の付き合いに影響を及ぼします。ここでは、どんな事情の中でも先方に喜んでもらえる手土産を選ぶためのポイントを紹介します。

どんなシーンで渡す?

ビジネスに使う手土産は、先方に喜んでいただけるかどうかが、そのまま商談に影響してしまいます。そのため、確実に喜んでいただけるように、慎重に手土産を選ばなければいけません。自分自身が秘書業務に就いている場合は先輩や同僚、または前任者に教えてもらったり、現在の直属の上司と綿密に相談したりして、事前に先方の人物像をつかんでおきましょう。そうすると、手土産を失敗なく選ぶことができますよ。先方が男性か女性か、また年代によっても、手土産選びの方針は変わってきます。また、手土産を渡す場所やシチュエーションについて、上司としっかり打ち合わせを行うことも大切です。先方のオフィスを訪ねて手土産を渡す場合は、多少重いものでも大丈夫です。レセプションや接待の場で帰り際に渡す場合は、慌ただしい中でさっと渡せるものを選びましょう。重いものやかさ張るものを選ぶと、渡すときにもたついてしまい、先方によくない印象を与える可能性があります。また、持ち歩くのも大変なので、負担をかけてしまうことになります。そうなると、印象がよくないものになり、商談がうまく運ばなくなってしまう可能性があります。シチュエーション別に手土産のリストをつくっておくと、臨機応変に対応することができて、上司に喜ばれるのではないでしょうか。

お客様の好みをリサーチしよう

手土産を渡すシチュエーションとともに先方の好みもリサーチしておくと、喜ばれる手土産を選びのバリエーションが増えますよ。かといって、先方の好物だからと毎回定番の手土産を持参すると飽きられてしまうこともあります。飲みもの、食べもの、くだもの、季節のものと好みのものをリストアップしておくと、どんなときでも落ち着いて手土産を選ぶことができますよ。先方と雑談をする機会があれば、そのときに聞き出せるとよいですね。先方のオフィスに手土産を持参する際は、個包装になっているお菓子など、従業員の方達がみんなで食べられるものを選ぶのもおすすめです。気配りができる方だというように、株が上がるのではないでしょうか?また、先方に持病などがあり、甘いものやお酒、塩辛いものを控えなければならない場合は、食べ物ではなくプライベートが充実するアイテムを手土産に選びましょう。ゴルフをする習慣があるなら、ゴルフグッズ、絵を描くのが趣味なら、珍しい色がそろった色鉛筆や絵の具のセットなど。また、普段使いできるデザインの良いグラス、伝統工芸品を贈るとよろこばれるのではないでしょうか?

特別感のあるものを

先方に手土産を喜んでいただくには、やはり新鮮味や特別感があった方がよいです。そのため、先方のオフィスや、手土産を渡したい相手の出身地をリサーチして、それらの近くで手に入るものは避けましょう。せっかく手土産を持参してもそれほど喜んでもらえない可能性があります。反対に、「手土産は商談をうまくいかせるためのツールだ」ということを心得て、自社にゆかりのあるものや、自社の地元の名産品や特産品を贈ると、会話のきっかけになり、その後の商談がスムーズに進むのではないでしょうか?一方、先方のオフィスと自社の距離が近い場合は、期間限定品や、いつも行列ができていたり、予約しないと購入できない話題の店のお菓子だったり、希少価値が高いものを選ぶのもよいですね。

持ち運びやすさや日持ちにも注意

これから梅雨、そして夏と蒸し暑い季節に入っていきます。上司が先方のオフィスを訪ねて手土産を渡す場合は、アイスクリームやゼリー、旬の果物などの冷たいものが喜ばれますが、オフィス以外の場所でこれらの生菓子を渡すと、持ち歩きにくいですし、すぐに食べなければならないので、かえって先方の負担になってしまいます。夏場の手土産は、軽くて崩れにくく、持ち歩きやすいものを選ぶように気をつけましょう。常温でも傷まない干菓子や乾き物がおすすめです。

先方に喜ばれる手土産を選ぶには、事前によく考えたり、気を付けなければいけないポイントがたくさんありますが、その一方で選ぶ楽しみもありますよね。先方の喜ぶ顔を想像しながら、まずは肩に力を入れずにチャレンジしてみましょう。

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