今はコスパでも満足!日々進化している植毛技術

ハゲてしまったら、ヘアケアも重要ですが、「植毛」という手もあります。AGAの治療法の1つである植毛の原理、そしてメリットやデメリットについて解説します。 2017年09月25日作成

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普段CMなどで、髪のない部分に髪の毛を増やす技術を宣伝しているのを聞いたことがあるのではないでしょうか?植毛は、頭皮に毛髪を植え込むことで、頭髪を増やす医療行為です。ここでは植毛について解説します。

植毛って実際どうやってるの?

植毛は自毛、人口毛のどちらを扱うのかによってその方法が変わります。自毛植毛の場合は、生えている髪をメスや特殊な医療器具で頭皮ごとや毛根ごと切り取り、それを薄毛部分に移植するという手順になります。対して、人工毛植毛は特殊な針などで人工毛を薄毛部分に直接植え込みます。一般的に自毛植毛より大掛かりな施術となるため、時間・お金がそれなりにかかりますが、人工植毛は比較的短時間で安価に行うことができるという違いがあります。

従来の植毛技術

従来の植毛技術は、人工植毛が主流でした。ナイロンなどの合成繊維で人間の頭髪のようなものがつくられ、それを移植していたのです。手術が終わった瞬間から、好きな長さに伸びた頭髪が手に入るため、AGAなどでハゲてしまった頭皮にフサフサな髪の毛が生えると、画期的な技術として話題となりました。

最新の技術は……

従来は人工毛を植毛する技術が主流でしたが、最近は自毛植毛が人気です。自然な仕上がりを提供できる技術として、注目されているのです。定着するまで時間がかかるというデメリットはありますが、人工でつくられた毛髪ではないので手術後の安全性も高く、より自分の理想の髪型を目指せる方法と言えるでしょうか?

植毛のメリット

人工毛を植毛する場合、すでに長く伸びた髪の毛を好きな場所に植毛できることで、手術が終わった瞬間から長く伸びた髪の毛が手に入る可能性が高いです。必要な部分に必要なだけ植毛できるので、一回の手術で、自分が理想としていた髪型が手に入ることも可能といえるでしょう。反対に自毛を植毛する場合、自分の髪の毛を後頭部から持ってくるため、定着率が高いと言えます。人工毛は人の手によって作られた髪の毛なので、どうしても自分の髪の毛とは微妙に差ができます。自毛植毛は、それに比べて見た目が自然というメリットがあり、手術後のアレルギーやダメージの負担のリスクが小さい傾向にあります。

デメリット

人工毛を植毛するデメリットは、髪の毛を植毛したあとから徐々に不自然になっていく可能性があることが挙げられます。なぜなら、人工毛は、決まった長さで自分の頭髪に生えているのに対し、もともと生えていた自分の頭髪は、時間とともに伸びていき、徐々に人工毛と差が出やすくなってしまうためです。さらに、人工毛が抜け落ちてしまった場合、二度と生えないので、また手術で植毛する必要がでてきます。これにより、手術を繰り返す必要があり、コストも非常にかかりがちになることがデメリットです。対して自毛植毛、特に自分の頭皮を切り取るタイプの場合は、一度に大量の植毛を行うことができないことがデメリットとして挙げられます。

植毛は、AGAなどでハゲてしまった頭皮に人工の毛髪や、自分の頭髪を頭皮に直接植え付ける医療行為です。人工毛の植毛は、一瞬で理想の髪型が手に入りますが、一度抜けてしまったら、また手術をしなければならない場合があります。自毛を植毛する場合は、一度に大量には植毛出来ず、生えそろうのに時間がかかりますが、生えそろえば人工毛より自然な髪が手に入る可能性があります。

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