育毛シャンプーの成分やその効果・特徴を徹底解説!

「育毛シャンプーって、本当に育毛に効果があるの?」そんな疑問を解消するために、育毛シャンプーに含まれる成分やその特徴について詳しくご説明します。 2017年09月25日作成

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育毛シャンプーにはどんな成分が配合されているかご存じですか?髪の毛や頭皮に良い成分がたくさん含まれています。ここでは、アミノ酸やホホバ油、不飽和脂肪酸など、髪の毛や頭皮に良い育毛シャンプーの成分について解説します。

そもそも育毛シャンプーはなぜ髪に良いのか

育毛シャンプーは、市販されている普通のシャンプーに比べ、髪の毛や頭皮に良いとされています。育毛シャンプーと普通のシャンプーとでは、作られている目的自体が異なります。普通のシャンプーは髪の毛や頭皮の汚れを落とすこと、髪の毛に艶を出すことを目的に作られています。そのため、ラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naなどの石油系の合成界面活性剤が含まれており、洗浄力が強く泡立ちやすいのが特徴。汚れを落とすには良いですが、頭皮の皮脂を落としすぎて乾燥したり、天然成分ではないため、すすぎ残しが頭皮にダメージを与えたりする可能性があります。一方、育毛シャンプーは、頭皮環境を良くして育毛を促進することを目的として作られています。そのため、髪の毛や頭皮に良い成分が配合されており、頭皮への刺激も少なく泡立ちも控えめ。薄毛の原因を抑制する効果が期待できます。

育毛シャンプーに含まれる主な有効成分

ここでは、育毛シャンプーに含まれる髪の毛や頭皮に良い成分について紹介します。

アミノ酸

体にも必要な成分であるアミノ酸は、タンパク質の主な構成要素であり、髪の毛を構成する成分でもあります。頭皮にも髪の毛にも良い成分です。アミノ酸は肌にやさしく、適度な洗浄力で頭皮の汚れを洗い流してくれるので、頭皮や髪の毛を健やかに保つことができます。また、保湿力も高いためフケやかゆみも防ぐことができるのです。アミノ酸は、ほとんどの育毛シャンプーに配合されている成分です。

ホホバ油

ホホバ油は保湿効果が高く、薄毛対策にも効果が期待できる成分です。ビタミンB群やビタミンE、アミノ酸、亜鉛などが含まれており、頭皮の乾燥を防ぎながら栄養を与え、頭皮環境を整えます。また、抗酸化作用や殺菌作用もあるため、頭皮を殺菌から守る効果もあります。頭皮が乾燥すると抜け毛の原因にもなりますが、ホホバ油は地肌の乾燥やフケを防ぎ、過剰な皮脂の分泌も抑制します。敏感肌の人にもトラブルが起きにくいやさしい成分です。

不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸であるリノール酸、リノレン酸などは体内合成できず、必須脂肪酸とも呼ばれています。不飽和脂肪酸は魚類や植物油に含まれているため、食事で摂取するか、頭皮に直接浸透させるかの方法で栄養素を体内に送ります。中性脂肪やコレステロールを減らすなど、健康に良いことでも注目を集める成分で、頭皮の毛穴の炎症を抑えたり、皮膚のバリア機能を高めたり、細菌などを殺菌する効果があります。

ニンニクエキス

疲労回復や食欲増進などで昔から注目されているニンニクですが、ニンニクエキスには抗酸化作用や殺菌作用があります。また、血液循環効果もあります。これらの効果により頭皮環境が整えられ育毛を促進します。

海藻エキス

海藻に含まれているフコイダンには育毛効果があり、海藻エキスも育毛シャンプーに配合されています。ワカメなどの海藻はヌルヌルしていますが、その正体ががフコイダンです。頭皮や髪の毛の環境改善に効果のある成分のため、育毛シャンプーに配合されています。フコイダンには保湿効果と、傷を塞ぐ自己修復力があります。

育毛シャンプーには髪の毛や頭皮に良いさまざまな成分が配合されているので、頭皮環境を整え育毛を促進してくれます。含まれている成分の特徴を知っておくことで、育毛シャンプーを選びやすく、使いやすくなりますよ。特に、主成分に関してはしっかりと把握しておきましょう。

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