育毛剤にはどんな成分が入っている?育毛剤徹底比較

最近自分の髪が気になって、育毛剤を使い始めてみようと検討している人は少なくないと思います。そんな方々のために、「育毛剤には何が入っているのか」や「各種育毛剤の比較」などをしてみました! 2017年09月23日作成

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「最近、髪の毛が薄くなってきたかも…?」「周囲の視線が気になる…」と、悩みを抱えている方で、育毛剤を使い始めようと検討している方は少なくないのではないでしょうか。しかし、いざ使い始めようと決意しても「育毛剤って何が入っているの?」であったり、「種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない…」であったりと、悩みや疑問も多いはず。そこで、育毛剤にはどのような成分が含まれているかをご紹介し、各種育毛剤の比較も行っていきます!

育毛剤には何が入っているの?

髪の毛をつくる細胞の活性化を促す成分

髪の毛を生産する細胞のことを毛母細胞といい、その毛母細胞を活性化させる成分は“ペンタデカン酸グリセリド”、“パントテン酸カルシウム”などの名称で表記されています。

頭皮の殺菌をする成分

頭皮に雑菌がたまるとフケやかゆみ、においの原因になる上に、毛穴を詰まらせることで薄毛の原因にもなりますが、こんな諸悪の根源のような雑菌を殺す成分は、“ヒノキチオール”や“Β‐グリチルリチン酸(甘草エキス)”として表記されていることが多いです。

血行を促進する成分

血液が髪の毛の先々まで栄養を送り込む役割を果たしているため、薄毛の予防や育毛に効果があると言われています。薄毛予防や育毛のために頭皮マッサージをするのも、このためなんですね。この血行促進効果が得られる成分として、育毛剤には“センブリエキス”や“トウガラシチンキ”などが含まれることが多いです。

その他に含まれている成分

抗酸化作用・活性酵素を除去する作用があるビタミンEもよく含まれています。いわゆる、「頭皮のアンチエイジング」です。皮膚が酸化したり、あまりにも活性化してしまうと老化につながってしまうのです。ビタミンEにはそうした現象を防ぐ効果があります。

海藻に含まれるフコイダンに注目

ほとんどの育毛剤に入っているとされる成分に「海藻エキス」が挙げられます。海藻には、人間の体の機能を支えるはたらきを担うミネラルが豊富に含まれています。しかし、海藻に含まれている栄養素はミネラルだけではありません。それは、ワカメやモズクのあのヌルヌルの正体、“フコイダン”です。フコイダンは本来、潮の流れなどが原因で海藻が海の中から海面に出てしまったり、岩にぶつかって海藻の表面が傷ついてしまったりしたときに、海藻が乾いてしまうのを防ぎ、傷を絆創膏のように塞ぐはたらきをもっています。フコイダンのそうしたはたらきは、頭皮のケアにも最適であると言われています。フケやかゆみの原因にもなる頭皮の乾燥を防ぎ、頭皮や髪の毛のダメージを補修してくれるのです。このフコイダンはそのまま表記されていることもありますが、パッケージには「海藻エキス(1)」と書かれている場合もあります。

海藻エキス「M-034」

海藻に含まれている、育毛効果が期待できる成分は他にもあります!それは、フコイダンと同様、海藻のヌルヌルの素となっている「M-034」というものです。この「M-034」は「北海道ミツイシコンブ」由来のエキスで、北海道の日高沖で獲れる天然コンブから抽出しています。効能として、血行促進や毛髪の退行、発毛の促進などが挙げられています。「発毛の促進」というのは、「M-034」が毛根に働きかけ、育毛や発毛のサイクルを整える効能を指します。あまりにも育毛や発毛に効果てきめんな効能が並べられると、「副作用があるんじゃないか」と不安になりますが、先述の通り、「M-034」はコンブから抽出される天然成分なので副作用はありません。この「M-034」も「海藻エキス(1)」と記載されていることが多いです。長々と育毛剤の成分について説明してきましたが、ここからは様々な育毛剤についてご紹介しましょう!

BUBKA

育毛促進・毛髪の成長・栄養の浸透・脱毛予防に効果的な有効成分が多く含まれているBUBKAの育毛剤。M-034も含まれています。頭皮の調子を整えてくれるので、使えば使うほどに育毛剤の浸透を良くしてくれます。頭皮の脂っぽさがなくなってきたという口コミも多く目にします。

チャップアップ

「効果が見られなかったら返金保証」をうたっている程、効果に自信アリな育毛剤です。こちらもM-034が配合されています。天然成分が多く含まれているため、副作用の心配もいりません。1ヵ月で効果が出た、という口コミも見られました。

ポリピュアEX

17年もの月日を重ね、独自に開発した「バイオポリリン酸」が配合されているポリピュアEXの育毛剤です。このバイオポリリン酸によって有効成分の頭皮への浸透性が大幅にアップしています。こちらの育毛剤には「海藻エキス(1)」の表記はありませんが、「髪の毛にハリが出た」という口コミが多数見られました。

イクオス

「育毛剤を超えた育毛剤」というキャッチコピーが目を引く、イクオス。M-034が高濃度で配合されています。また、“グリチル酸2カリウム”という抗炎症成分も配合されているため、かゆみや湿疹などの頭皮トラブルにお悩みの方におすすめです。この育毛剤を使用し始めてから「抜け毛が減った」と、効果を実感している方が多くいるようです。

フィンジア

トウガラシの、あの辛さの素である”カプサイシン”が配合された育毛剤です。カプサイシンによる発汗作用で硬くなった頭皮の毛穴を開き、そこへ育毛に有効な成分を浸透させるという斬新なアプローチで注目を集めています。「海藻エキス(1)」が配合されている、という記載はありません。また、トウガラシ成分が入っているからといって「頭がヒリヒリする」と言った口コミはありませんでした。

プランテル

M字型の薄毛に対して有効であると言われているプランテル。M字型の薄毛は近年広く知られるようになったAGA(男性型脱毛症)の1つですね。そんなM字型薄毛に対し、長期的に使用することで頭皮の調子を健康な状態に整えるように自然由来の有効成分ばかりが配合されています。その成分の中には、M-034も含まれており、サラリとした使用感も人気の理由の1つとなっています。

リアップ

「一般用医薬品」扱いで販売されている育毛剤、「リアップ X5プラス」です。先述のように頭皮の血行を良くすることは髪の毛に栄養を行き届かせることにつながるため、育毛効果が期待されています。その血行促進効果があるとして、”ミノキシジル”という成分が配合されています。天然成分の甘草エキスやM-034も含まれていますが、ミノキシジルの副作用(発疹やかぶれなど)を心配する声も少なくありません。

ビューラボ

こちらの「KURO EX」も、M字型薄毛に悩んでいる方をメインターゲットとして開発された育毛剤です。液だれや、浸透前に蒸発することを防ぐ「とろみ」のついた液なので、ユーザーそれぞれが薄毛を改善したいと感じているところへピンポイントに有効成分を浸透、定着させることができます。この「とろみ」の素になっているのが先程の”フコイダン”なのです。つまり、液だれを防ぐのみならず、頭皮の保湿やダメージ補修にも一役買ってくれるんです。アルコール成分を完全にカットしているので、これまでに育毛剤を使用してアレルギー反応が出てしまった方も安心して使えます。

育毛剤比較まとめ

成分に注目して見てみると、育毛剤にはそれぞれ特色があることが分かりますね。成分やその効能を見ると余計迷ってしまいそうですが、「脂っぽさをカットする」「頭皮の乾燥やかゆみを防ぐ」「頭皮を健康にして髪の毛の生えるサイクルを整える」など、自分の目的に沿って選ぶことが大切です。また、その成分を頭皮にちゃんと浸透させるためには、さらっとした液状のものよりもジェル状のものをおすすめします。ジェル状の育毛剤は浸透するまでたれないため、保湿にも効果的です。

育毛剤の有効成分や、8種類の育毛剤の特徴をご紹介しました。是非、自分に合った育毛剤を見つけてその効果を実感してみてくださいね。

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