ネットショッピングと自社サイト、料金比較まとめ

ネットショッピングと自社サイトではどちらを利用するのがお得なのでしょうか。料金を比較します。 2018年03月21日作成

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モールと独自ショップの特徴を比較する

モールと独自ショップの特徴がわからないと、料金比較をしてもわかりづらいので、それぞれの特徴をご紹介します。

モールとは

実際のショッピングモールのように多くの店舗がひとつのサイトにはいっています。実際の店舗でいうとテナントと同じと思っていただけるとわかりやすいでしょう。
有名なところでいうとAmazonや楽天、また携帯電話会社と強いつながりのある、Yahoo!ショッピングやWowma!などがあります。

他にもリクルートが経営しているポンパレモールや、ヤマダ電機が経営しているヤマダモールがあります。それぞれに特色があり、特典がついているものが多いです。

モールのメリット

Amazon 、楽天、Yahoo!モバイルといった名前を見ていただけるとわかるのですが、商品が多く知名度が高いため、集客力が高いです。集客力の心配をすることが無い他、店舗を開設するまでが簡単なため、パソコンにあまり詳しくない人も心配ありません。

それぞれのショッピングモールには特定のお客様がつきやすくなります。たとえばWowma!であればKDDIが運営していることにより、auユーザーの顧客が付きやすくなります。これはauユーザーにとってのメリットが多くなるためです。

他にはYahoo!ショッピングはソフトバンクユーザーにとってメリットが多いため、ソフトバンクユーザーが多く利用しています。

またバックの会社が大きいため、お客様にとっても、出店者にとっても安心感があります。出店者にとっては、サービスがなくなってしまうと、店そのものがなくなってしまうのです。

モールのデメリット

出店料、毎月の維持費、成約したときの手数料など自社ECサイトに比べてどうしてもコストは高くなります。また成約が多く、オリジナリティを出すことは難しくなります。

自社ECサイトであればデザインなど好きなようにできるのですが、ショッピングモールではその点をすることができません。

ショッピングモールの一番のデメリットは、競争相手が多いという事でしょう。それぞれのショッピングモールには特定のお客様がおり、Wowma!であればauユーザーに特典があるため、auユーザーが顧客になるなど集客がしやすいのですが、その分同じサービスを使う出店者が多くなります。

たとえば商品で検索をした時、同じ商品で色々な店がずらっと並ぶことがあります。全く同じ商品であっても、まずはお客様は安い方から見るのではないでしょうか。かといってどんどん価格をさげても経営が苦しくなってしまいます。

やりやすい、条件が良いということはそれだけ競合が発生すると考えるべきでしょう。

自社ECサイトのメリット

ショッピングモールに出店するのであれば、そのショッピングモールにルールがあり、自分なりのオリジナリティをあまり出すことはできません。しかし自社ECサイトであrば、デザインやサービスなど独自のものをだすことができるので、競合社に勝つ大きな武器となります。

またショッピングモールは多くの競合が同じサイトにいるので、常に価格競争になります。サービスの違いもありますが、まずは店が並んでいれば価格を比較することになるからです。

また自社で作るといっても、以前のように、パソコン知識が専門家並みに必要で素人にはできるものではありませんでした。また構築を全てプロにたのむと、かなりのコストがかかってしまいます。

しかし最近では簡単にできるホームページ作成サービスが多くあり、その中でネットショップ機能のあるサービスもあります。開設までが簡単で、問い合わせフォームや、メルマガなどの店舗にとっては必要なものが揃って居るサービスが、月額数千円からあるのです。

以前のようにパソコン知識がなくても、自社ECサイトをオープンすることができます。ドメイン取得まで代行してくれるので、商品の写真があればすぐに店舗を開設することができるんのです。

自社ECサイトのデメリット

ショッピングモールに比べて一番大きなデメリットは集客力でしょう。大手ショッピングモールはでに顧客が多くおり、さらにそれぞれのショッピングモールには特定のお客様がおります。たとえばKDDI経営のWowma!ならauユーザーにとって大きなメリットがあり、auユーザーがお客様になりやすいです。

またKDDIなどの大きな会社であれば、お客様も出店者にとっても安心感があります。

自社ECサイトであれば、名前を作る所から始めないといけません。「あっKDDIが運営なら安心」といったブランド力による信頼感がないのです。また顧客もこれからの集客力も一から作っていく必要があります。

ショッピングモールと自社ECサイトの料金を比較します

ショッピングモールは、全般的に初期費用はあまり高くないのですが、毎月の継続費用、売り上げに対する手数料、さらに追加サービスをする場合などが高くなることが多くなります。

また自社ECサイトは初期費用のみ高くなることが多いのですが、継続費用はほとんど使用料金のみでショップを開設してしまうと安くなります。

また自社ECサイトであっても安くホームページを作ることができるサービスが最近多くあり、そのホームページサービスにネットショップ機能があるものがあります。そのサービスであれば初期費用も安くなります。安くホームページ作成サービスでもデザインなどがしっかりしおており、見劣りしません。

自社ECサイトの価格

ホームページ作成サービスを使う

ホームページ作成サービスも色々ありますが、たとえばGMOが運営しているグーペであれば、一番高いビジネスプランであっても、1カ月3,500円、また12カ月36,000円と初期費用3,000円で作成可能です。また小規模の店であればDXプランで十分となり、1カ月1,500円で12カ月12,000円、また初期費用は3,000円となります。

ネットショップ機能を使う場合であってもこれ以上に費用は必要ありません。

ネットショッピングの利用料金

最も大きなネットショッピングモールである楽天は

・月額19,500円でシステム利用料が3.5%~6.5%のがんばれ!プラン
・月額50,000円でシステム利用料が2.0%~4.0%のスタンダードプランがあります。

売り上げが月で132万円以下であれば、がんばれ!プランがおすすめです。

Yahoo!ショッピング

ショッピングモールは初期費用や毎月の固定費がある程度かかるのですが、無料のサービスもあります。それはYahoo!ショッピングです。

初期費用、毎月の固定費、売り上げに対するロイヤリティが無料となっています。圧倒的な集客力と、コストがかからないのは大きな魅力です。

以上のように一般的にはショッピングモールは、初期費用が安く、売り上げに対する手数料や毎月の固定費などが高いと言われます。自社ECサイトはホームページ作成サービスなどを除いては初期費用が高く、維持費が安いと言われます。

しかし自社ECサイトであっても、ホームページ作成サービスなど年間でも5万円も行かないサービスもあり、ショッピングモールでも初期費用、毎月の固定費、売り上げロイヤリティが無料のYahoo!ショッピングなどのサービスもあります。

一概にもどちらが高いとか、お得だということはいえません。どのサービスを利用するかという方が大切になってくるでしょう。またサービス内容も違うので、自分にあったサービスを選ぶことが大切になっていきます。

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