レンタルサーバーとは?サーバーの役割とレンタルサーバーの種類

ホームページを作成や、独自ドメインでブログを開始しようとする時、まず「サーバー」といった言葉にぶつかるでしょう。独自でのサイト構築の際、サーバーが必要不可欠で、その仕組みを理解せずには前に進むことができません。サーバーの概要から、誰もが簡単に利用できるレンタルサーバーの種類などについて徹底解説します 2018年02月15日作成

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前提:サーバーの必要性と役割

まずは、サーバーが何なのかについてです。
サーバーとは簡単に言えば、サイトを表示させるためにデータを保管している倉庫になります。もっと簡単に言うと、個人のパソコンへデータを送るための大きなパソコンとも言えます。そのため、大きな格納能力、高い処理能力、安心性などのスペックが重要になります。
みなさんがURLからサイトにアクセスして見ているものは、ブラウザ(Google chromeやInternet Explorer)へURLを送り、ブラウザがそのURLを元にサーバーからデータを受け取ることで可能になっています。
要するに、サイトのデータはすべてサーバーに置かれているため、ホームページやブログを開始したいといった場合に、そのデータを格納しておくサーバーが必要になるのです。

レンタルサーバーの仕組みとその種類

サイト構築のためにサーバーが必要になりますが、サーバーを独自で所持するとなると、大きなコストとメンテナンスの知識が必要になります。そこで誰もが手軽にサーバー利用ができるサービスがレンタルサーバーサービスになります。レンタルサーバーサービスにはさまざまな種類があります。それぞれ住居形態を例に解説していきましょう。

共用サーバー

住居形態で表現するとルームシェアに該当します。ひとつのサーバーのメモリや回線などをを複数サイトで利用することになります。
メリットとしては、コストを抑えられることと、設定が決められているため、初めてでも使いやすいといったことが挙げられます。
デメリットとしては、メモリなどの利用に制限がある点や設定のカスタマイズができない、自サイトが他サイトの影響を受ける可能性があるといった点が挙げられます。

専用サーバー

共用サーバーが1つの家をみんなで利用するのに対し、専用サーバーはひとつの家を一人で独占して使用する形に該当します。
メリットとしては、スペックが高くなるので大きな情報を積める、自分自身でカスタマイズしての運用も可能、他サイトの影響を受けないなどがあります。
デメリットとしては、利用コストが高い、自分自身でメンテナンスを行うための知識が必要になる、といった点が挙げられます。

VPS

VPS(Virtual Private Server)は、日本語訳すると「仮想専用サーバー」となります。要するに、仮で専用サーバーのように利用できるということです。住居形態で表現すると、賃貸マンションにあたります。オーナーは同じですが、借主はここに部屋を持つことが可能です。
共有サーバーと専用サーバーの中間にあたるので、メリットやデメリットなども中間にあたる仕様になります。共有サーバーより、自由度は高くなりますが、専用サーバーのようなっメンテナンスの知識も必要となります。

クラウドサーバー

VPSと同じように独自の仮想サーバーが割り当てられますが、さらに個々でのカスタマイズが可能になります。住居形態で表現すると、分譲マンションに近い形にあたり、リフォームなどができるということです。
メリットとしては、必要に応じた性能の追加などができる点がもっとも大きいと言えます。
デメリットとしては、長期的な運用の場合にコスト高となる点です。そのため、キャンペーンサイトなど一時的に必要な場合に適したサーバーサービスになります。

レンタルサーバーにはサイト作成のサポート機能も整っている

サイト制作にはCSSやHTMLが必要になりますが、これらを習得していない場合にはCMSといったサイト制作用のシステムを利用することができます。その代表的なものにWordpressがあります、Wordpressを利用することで、初心者でもHTMLやCSSの知識なしにサイト制作が可能になりますが、設定などには多少知識が必要になります。しかし、これらの問題もレンタルサーバーサービスが解決してくれる場合があります。

LOLIPOP!はWordpressの簡単インストール機能と詳しい解説付き

例としてLOLIPOP!では、Wordpress簡単インストール機能でWordpressのインストールを60秒で行うことができ、その後の使い方も詳しく解説してくれます。また簡単にブログを始めたい方には、ロリポブログといったブログサービスもあり、手軽にブログをスタートすることが可能です。

サイト制作にはサーバーが必要になります。サーバーを自前で準備するとなると、知識とコストが必要になりますが、レンタルサーバーサービスを利用することで、その両方をカバーしてくれます。サイトの目的によって利用すべきレンタルサーバーも異なるので、まずはどのようなサイトにするかの要件をしっかり固めましょう。

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