知っておこう!年金手帳の見方

20歳になると皆年金の支払いが始まりますが、年金を受け取るのはまだまだ先、と年金手帳をあまり確認したことのない人も多いのではないでしょうか。年金手帳の見るべき箇所とその見方についてご紹介します。 2017年09月02日作成

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年金手帳は会社に預けたままの人も多く、あまり見たことがない人もいるようですが、本来は、自分の手元に置き、年金の支払い方法や転居など様々な情報を管理するためにも使用します。そんな年金手帳について確認していきましょう。

年金手帳の表紙色からわかること

年金手帳には3種類の色がありますが、基本的に交付時期により識別しやすくしているだけで、記載されている内容は原則として同じものになります。ちなみに昭和29年5月~昭和49年に交付された人は手帳型をしておらず「厚生年金保険被保険者証」という、証明書が発行されています

年金手帳で一番確認すべき箇所とは

年金手帳には「基礎年金番号通知書」という項目がありますが、このページが一番の基本となり、ブルーの表示の年金手帳を持っている人は原則1つの基礎年金番号を生涯に渡り使用します。また、次のページには住所や婚姻による氏名の変更なども記載されています。基本的な項目に誤りがないか必ず確認し、変更があった場合は即届け出をしましょう。

加入履歴を「ねんきん定期便」と見比べよう

年金手帳は基本的に本人が保管しますので、厚生年金を脱退し、国民年金に入った時などには自分で記録することになります。そのため「厚生年金の履歴」欄に抜けや欠けが発生する可能性も否めません。このため、転職歴の多い人などは特に加入者の誕生月に送付される「ねんきん定期便」と加入履歴を比較することが大切です。

「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」をうまく活用し、将来貰える年金が不足しないように気を付けましょう。

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