AGAの治療費を正しく知って、かしこい治療を!

いろいろな治療方法が開発され、ついにAGAを治療できるようになりました!ここでは、気になるAGAの治療方法と治療費について解説します。 2017年09月25日作成

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AGAの治療は健康保険が適用されない自費診療です。AGA初期は、内服薬や外用薬を使用して治療しますが、進行してしまうとHARG(ハーグ)療法や自毛植毛が必要になることも……。内服薬や外用薬に比べるとハーグ療法や自毛植毛は高額になるため、薄毛が気になったら早めに専門の医療機関に相談をして、治療を始めることがとても大切です。ここではAGA治療方法を、内服薬、外用薬、毛髪再生メソセラピー、HARG療法、自毛植毛の5つにわけて、特徴や費用について説明します。

内服治療薬

日本で認可されているAGAの内服治療薬といえばプロペシアとザガーロ!プロペシアは5αリダクターゼⅡ型を阻害し、DHTの生成を抑制してAGAの進行を遅らせます。

外用治療薬

AGAに効果的な外用成分といえばミノキシジル(Minoxidil)です。市販されている大正製薬のリアップにも配合されているので、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?もともとは高血圧を緩和させる薬でしたが、ミノキシジルを使用していた患者から「毛が太くなった」、「毛が濃くなった」という声が多く寄せられたことから、発毛剤として新たに開発されました。

毛髪再生メソセラピー

薄毛が気になる部位に超音波とレーザーを用いて、発毛に必要な成分を頭皮に浸透させる治療法で、毛乳頭や毛包を細胞レベルで活性させて毛幹を再成長させてくれます。「薄毛は気になるけど、植毛には抵抗が……」という人におすすめですね。

HARG療法

ハーグ療法はHair Re-generative Therapy(毛髪再生療法)の略で、ヒトの幹細胞から抽出した毛髪成長因子を、直接頭皮に注入して発毛機能をよみがえらせる再生医療のことです。ハーグ療法では、ヘアサイクルの休止期になっている部分に成長因子を注入して、毛母細胞を刺激します。刺激を受けた毛母細胞が、活発に細胞分裂しはじめると、ヘアサイクルも正常に戻っていくという考えです。再生医療を応用した治療のため、認定を受けた医療機関でしか受けられません。金額も約半年の治療で120万円とかなり高額ですが、治療終了後も発毛の効果が持続することを考えると、試してみる価値はあります!

自毛植毛

自毛植毛は、自分の後頭部などの髪の毛を毛根や頭皮ごと採取して、薄くなった部分に植えつけて髪の毛をよみがえらせる外科手術のことです。他人の髪の毛や人工毛ではなく、自分の髪の毛を移植するので拒絶反応を起こす心配がありません。自毛植毛は麻酔を使って行う外科手術なので、施術中に痛みを感じることはほぼありませんが、施術後に傷が残ったり、その傷が痛むこともあります。施術料金はクリニックによって異なりますが、500グラフト約50万~3000グラフト約200万円です。1グラフトは1つの毛包のことで、1~4本の髪の毛が生えています。

AGAの治療には様々な方法がありますが、根本的な原因に合った治療法を見つけるには自己判断だけではちょっと難しいかもしれませんね。薄毛専門外来を上手に利用しながら、自分に合った治療を受けてAGAの悩みとさよならしましょう!

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