えっ?足にもタイプがあるの!足の3タイプを徹底解説

靴選びは何を基準にしていますか?自分にしっかりと合う靴を見つけるには、まず自分自身の足のタイプを知ることが重要です。 2017年10月26日作成

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靴選びは何を基準にしていますか?デザイン?それともブランド?価格?たしかにスタイリッシュな靴は魅力的ですが、自分の足にぴったりとフィットしていない靴だと姿勢や歩き方のバランスが崩れて、それこそ全体がスタイリッシュではなくなります。自分にしっかりと合う靴を見つけるには、まず自分自身の足のタイプを知ることが重要です。

足のタイプって何のこと?

足の形は千差万別。幅や厚み、指の長さにいたるまで人によって異なります。意外と知られていないようですが、血液に4つの型があるように足にもタイプがあります。足の指の形をベースにエジプト型、ギリシャ型、スクエア型の3つに分けられます。何気なく靴を選んでいるかもしれませんが、自分の足タイプに合わない靴を履いていると、外反母趾や足の指の変形を起こしかねません。それぞれの特徴を把握することで、自分にふさわしい靴を選びやすくなります。

日本人の足に一番多いのが「エジプト型」

エジプト型は、親指が一番長く小指にむかって徐々に短くなっているタイプです。日本人に一番多く、約70%~80%の人がこのタイプにはまります。既製の靴先は、つま先に向かって細くなっているものが多く、エジプト型の足の人にとっては親指と小指がきつ過ぎます。そのまま履き続けると、長い親指が人差し指の方に傾き、外反母趾になってしまいます。日本人の多くが外反母趾になりやすいのは、親指の長いエジプト型の人が多いからなのかもしれませんね。このタイプは、親指を頂点に小指にむかって短くなるようカーブしている、オブリークトゥの靴を履くと収まりがいいですよ。

親指より人差し指が長いのが「ギリシャ型」

ギリシャ型は、親指よりも人差し指が一番長いタイプです。日本では25%くらいの人がこのタイプに当てはまります。ギリシャ型は、エジプト型と比べると外反母趾になりにくいようですが、靴先にある程度余裕のある靴を選ばないと長い人差し指が圧迫され、つま先が曲がるハンマートウになりかねません。一番圧迫を受ける人差し指は、魚の目やたこができやすいので気をつけましょう。ギリシャ型の足には、人差し指や中指を頂点に左右対称的なカーブを描くラウンドタイプの靴をおススメします。

ほぼ足指の長さが同じ「スクエア型」

スクエア型はそれぞれの指の長さがほぼ等しく、比較的四角い形の足をしています。日本人にはあまり見かけないタイプです。指に重心が均等にかかるので外反母趾にはなりにくいのですが、つま先が細くなったポインテッドトウやアーモンドトウの靴を履くと、親指や小指が圧迫されて痛くなる可能性が高いです。それより、つま先が平らなスクエアトウや丸いラウンドトウをおすすめします。スクエア型は足幅が広がりがちなので、靴のワイズをきちんと確認して選ぶことが大切です。

実はアーチのタイプも3種類!

アーチ(土踏まず)にも、3種類のタイプがあります。

土踏まずが低く平らで、俗に扁平足と呼ばれるローアーチ
土踏まずの高さが平均的なニュートラルアーチ
土踏まずが高いハイアーチ

気をつけなければいけないのは、ローアーチとハイアーチの人です。ローアーチの足は、靴のアーチ部分が自分のアーチを必要以上に押し上げるので、痛みや不快感で疲れてしまいます。

逆に、ハイアーチの足は、自分のアーチより靴のアーチ部分が低いのでアーチの支えを得られず、歩くたびにアーチが下がって疲れやすくなります。足が疲れてくると姿勢や歩き方のバランスが崩れ、体の思わぬところに負担をかけてしまいます。いつまでも健康でいるためには、自分のアーチが靴としっかり合っていることがとても重要なのです。

エジプト型・ギリシャ型と聞くと、エジプト人やギリシャ人の足の形がそうなのかと思いがちですが、そうではなく、エジプトやギリシャの絵画や彫刻の足の指の傾向から分類されたそうです。でも、着眼点がおもしろいですよね♪同じ足サイズでも、つま先の形によってフィットする靴が違ってくるので、靴を選ぶときは実際に履いて念入りにフィット感を確認するようにしましょう。

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