初心者でもかわいく仕上がる♪ガーゼ刺繍のこつ

ガーゼ刺繍を初心者でもかわいく作るこつを紹介しています。これからガーゼ刺繍にチャレンジしようという方は、ぜひ参考にしながら特別な1枚を作ってみて下さい。 2017年08月30日作成

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最近、おしゃれママの間で人気のガーゼ刺繍。刺繍というと器用な人の趣味というイメージですが、実は基本のステッチさえ覚えてしまえば、簡単に揃う道具だけで誰でも綺麗に刺繍ができちゃうんです♪そこで今回は、初心者さん向けのガーゼ刺繍のコツについて解説します。

ガーゼ刺繍とは?

ガーゼ刺繍とは、やわらかい綿糸で粗く織られたガーゼ素材の布に、針と刺繍糸を使って装飾を施す手芸技術のことです。 やわらかい布地にふっくらとした刺繍を施すことで、優しい印象の作品ができることが特徴です。最近では若い世代からママ世代まで幅広く人気で、オリジナル刺繍を施したガーゼのハンカチをプレゼントとして友人に贈る方も増えています。また、ガーゼ素材はその肌触りの良さから赤ちゃんにも使用できるファブリックとして人気が高く、出産祝いとしても多く用いられています。

用意するもの

・フランス刺繍針

糸が通しやすいよう穴が大きく作られた刺繍用の針です。素材に合わせて太さを選びますが、ガーゼ素材の場合は布地が柔らかく穴が開きやすいので、細めのものを選びます.

・ガーゼ布

手芸用のダブルガーゼです。ガーゼ素材は切断部分がほつれやすく、初心者の方には端の処理が難しいので、予め処理がしてある既製品(ハンカチなど)を選ぶと良いですよ♪

・刺繍枠

刺繍する布を固定する木枠です。刺繍をする際は仕上がりが歪まないように、布の繊維を直角に固定することが重要ですので、木枠は必須アイテムです。

・糸切りハサミ

刺繍糸を切るはさみです。先の尖ったよく切れるものを選びましょう。

・チャコペン

刺繍したい図案を布に写す(書き込む)ための布用のペンです。完成度を上げるためには図案のアタリを取って縫い始めることが大切ですので、しっかり準備しましょう!

基本のステッチ(クロスステッチ編)

クロスステッチは、刺繍糸をクロスさせた×の形で模様を描くステッチです。簡単な技法なので、初心者の方やお子様でも手軽に楽しめます。1. クロスステッチは、布の糸目を利用して均等に縫っていく技法のため、ペンで図案を写す必要はありませんが、大体の間隔やアタリをつけたい場合は軽く印を付けておきます。2. 同方向に連続して縫う場合は、縫いたい方向に//////のように一方の斜めのラインを等間隔に縫っていき、帰りは行きとは逆の方向に縫いクロスを作っていきます。一目ずつ縫う場合は、一つ目のクロスを縫い始めた点から1マス空けた所から二つ目のクロスを縫い始めます。クロスの上側に渡る糸の方向が揃うよう注意しましょう。

基本のステッチ(アウトラインステッチ編)

アウトラインステッチはその名の通り、輪郭線を描くためのステッチです。この縫い方を覚えると線画を縫えるようになるので、細かい絵柄を表現することも可能です。輪郭線だけでなく面を埋めることもでき、汎用性が高いステッチなので是非覚えてみましょう♪まず、チャコペンで刺繍したいラインにアタリを付けておきます。一刺し目を縫ったら、最初に刺した点から再度縫い始め、1マス空けた点から針を出します。これを繰り返すことで縫い目が線になっていきます。こちらも上側に渡る糸の方向が揃うように注意しましょう!

応用編

上記で覚えた2つのステッチを使った応用編です!総刺繍で絵柄の面を埋めることは難しいので、初心者さんでも綺麗に絵柄を作ることができるクロスステッチで行う方法です。太さを出したい部分や面の部分を作り、細かい線の部分をアウトラインステッチで縫います。この写真だとお花の茎の部分をクロスステッチ、お花と葉の部分をアウトラインステッチで縫うことができます。失敗が少なく組み合わせ次第で色んな絵柄に挑戦できる方法ですので是非やってみてくださいね♪

最初から様々なステッチに挑戦すると、思ったような仕上がりにならずモチベーションも下がりがち。まずは基本のステッチを覚えて、簡単な絵柄に慣れてから次のステップへ進むなど、段階的に刺繍を楽しんでくださいね♪これを機に練習をしたいという方は、まずは練習用に複数枚セットになったカーゼを手に入れましょう。

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