里帰りをする際、お金の管理をどうすれば良いか悩むこともあるのではないでしょうか。ここでは、里帰りに必要な生活費について紹介します。
まず生活にかかる金額を知ろう
旦那さんと二人暮らしをしていて出産のために里帰りをする場合など、お金がいくらかかるか分からないと、不安になってしまいますよね。里帰りの準備の一つとして、まずは収入、貯金額、現在の生活にかかっている費用を計算してみましょう。支出内訳の家賃、光熱費、通信費、食費、外食費、交際費、娯楽費などを把握できると、里帰り中にかかる生活費を具体的にイメージでき、管理しやすくなりますよ。いきなり本格的な家計簿をつけようとすると大変ですが、スマートフォンで手軽に収支を管理できるアプリもあるので、試してみてはいかがでしょうか。
実家に渡す生活費は?
里帰りの際は生活費を渡す方が多いようです。お世話になっている間、実家で暮らす人間が一人増えると、それだけ食費や光熱費が増えます。さらに、里帰り出産の場合、子供を沐浴させるときの水道代やオムツ代をカバーする必要もあります。しかし、それ以外にも、きちんとお礼をした方が良い理由があります。子供が生まれた後、思うように動けない時期は、実家のお母さんにサポートしてもらうわけですが、その分お母さんの肉体的な負担が大きくなってしまいます。また、生活費を出さないと旦那さんの立場が悪くなってしまい、その後の親戚付き合いに支障が出るという考え方もあります。
夫の生活費はどう決める?
旦那さんのご両親と同居している場合は、里帰り中も取り決めた生活費をそのままか、または少し多めに渡せば良いので、考え方が楽ですが、夫婦二人暮らしの場合は、旦那さんにいくら渡せば良いか悩む方もいるのではないでしょうか。総務省統計局の家計調査報告によると、2016年の34歳までの男性単身世帯の消費平均額は、約148万円です。
お金の管理はどうする?
奥さんの里帰り中に旦那さんが生活費を管理する方法は、主に3つあります。生活費を現金で渡す、生活費の入った口座のキャッシュカードを渡す、クレジットカードで決済してもらう、という方法です。どの方法も予算を守って使うことが大切ですが、現金を渡す方法とキャッシュカードを渡す方法は、使えるお金があとどれくらいあるのかが分かりやすいので、使いすぎを防ぐことができます。一方で、生活費を全てクレジットカードで決済する方法は、上限額に達するまで際限なく使えるので、使いすぎないよう注意が必要です。また、クレジットカードが使えない店もあるので、いくらか自由に使える現金も必要になります。そのため、まとまった金額の用意も必要になります。どの方法で管理すれば無駄遣いを防ぎつつ快適に暮らせるか、旦那さんとよく話し合ってみましょう。
里帰りのときは夫婦が別々に生活することになるので、結構お金がかかるものです。前もってお金を多めに用意しておくと安心できますね。