日持ちが良いから便利♡手土産にピッタリなようかん

ようかんの賞味期限はかなり長いことをご存知でしょうか。今回は、ようかんの日持ちの良さや保存方法、アレンジ法などを詳しくご説明します。 2017年09月14日作成

  • グルメグルメ

ようかんをいっぺんに食べ切るのって大変ですよね。でも、ようかんの賞味期限はかなり長いので大丈夫です。なぜ、ようかんは長持ちするのでしょうか?ここでは、ようかんの日持ちの良さについて詳しく解説します。また、オススメのようかんも併せてご紹介しますので、お土産を選ぶ際の参考にしてみてください。

なぜようかんは日持ちするの?

ようかんの長期保存を可能にしている要因は大きく分けて2つあります。それは、「加熱」と「砂糖」です。水ようかんを除いたようかんは、材料を煮詰めたり蒸したりして作られています。高温で長時間熱することで、雑菌を死滅させてしまうのです。また、ようかんには大量の砂糖を使います。完成したようかんは糖度が60%以上になるものもあるということから、かなりの砂糖が使われているのが分かりますよね。糖度が65%以上の環境では、ほとんどの微生物が繁殖できなくなるため、砂糖はようかんの腐敗を防ぐ立役者といっても過言ではありません。加熱工程での滅菌作用と砂糖の腐敗防止作用のおかげで、ようかんは長期保存が可能なのです。

おすすめその1. 良平堂「桜さくら」

老舗の和菓子屋さんとして人気の良平堂。「桜さくら」は春の手土産にぴったりの商品です。甘めのようかんに、塩漬けした桜の葉と花を使用することでほんのりと塩味と桜の香りが広がり、上品な味わいを演出してくれます。1つずつ個包装になっていて、消費期限も半年もあるところも嬉しいポイントですね。

おすすめその2. 丸田屋商店「羊羹3本セット」

丸田屋商店は、和菓子と地酒を取り扱う、新潟県上越市にあるお店です。丸田屋商店では、それぞれの和菓子にぴったり合うように、使用する豆の種類や煮上げの時間、砂糖などの量や練り込みの時間を調整してあんを手作りしています。ようかんには、厳選した北海道産の豆を蒸気釜で2時間煮上げ、砂糖などを入れて練り上げた自慢のあんが使用されています。こちらは、小豆の風味を生かしたあっさり系の小倉羊羹、大手亡豆から作った白あんにてん茶を挽いた粉を加えて練り上げた挽茶羊羹、あんこの比率が高いこってり系の煉羊羹の組み合わせです。賞味期限は2ヶ月なので、じっくり楽しみながら手作りようかんを味わえますね。

おすすめその3. 安宅屋本店「本練り羊羹」

安宅屋本店は創業明治25年以来、ようかん一筋で味を守り続けている老舗和菓子店です。添加物を使わない秘伝の製法で、砂糖、小豆、寒天を練り上げ自家製あんを作っています。しっとりした歯ごたえとほどよい甘さは、お茶席にもふさわしい風格のある味わいです。宮尾登美子原作『春燈』にも登場する通の味が、ひと口サイズに小分けされていて食べやすく便利。賞味期限も7ヶ月あるので、会社訪問時の手土産としてもオススメです。

ようかんの保存方法とアレンジ例

開封前のようかんは常温保存できるものがほとんどですが、一旦開封すると空気に触れて雑菌が繁殖しやすくなります。そのため、冷蔵庫で保存して早めに食べ切ってしまいましょう。すぐに食べきれない場合は、冷凍保存をおすすめします。あらかじめ食べやすい大きさに小分けしてラップで丁寧に包み、密閉袋に入れて冷凍します。解凍は常温で行わず、食べる一日前に冷蔵庫に移して冷温解凍すると良いでしょう。電子レンジや熱湯での解凍はNGです。急いでいる場合は、密閉袋ごと水につけて解凍しましょう。また、余ったようかんにひと手間かけて、全く違うお菓子にアレンジするのもオススメです。あんこと乳製品は相性が良いので、ようかんとチーズを挟んでホットサンドにしても美味しくいただけます♪他にも、白玉粉を練ったもので2cm角に切ったようかんを包み、ゴマをまぶして油で揚げるとゴマ団子に大変身!ようかんを上手にアレンジすると、最後までおいしくいただけますよ。

中に栗などが入っているようかんの賞味期限は比較的短いですが、プレーンだと1年くらい保存可能なものもあります。未開封であれば常温で保存できるものが多く、少し手を加えて子供のおやつにリメイクすることもできるので、いくつかストックしておくと便利ですね!

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