昔の知恵で育毛!はげ・薄毛に良い食べ物特集

昔から育毛に良いとされてきた効果的な成分がたくさん含まれている食べ物を季節ごとにご紹介します。はげ・薄毛に悩む男性も、これを読んで食生活を改善してみましょう! 2017年09月23日作成

  • グルメグルメ

薄毛を食生活で改善することはできるのでしょうか。ここでは、薄毛予防によいとされる食材と、簡単でおいしい食べ方をご紹介します。

昔の人は自然に薄毛予防できていた!?

医療技術が進んできて、昨今ではさまざまな薄毛対策の薬や方法がありますが、昔は現代ほど多くの薄毛予防法はありませんでした。しかし、薄毛に良いとされるものは、自然の食物からも摂取可能で、昔の人々はこれらを食べることで自然に薄毛予防をしていたのかもしれません。現代人の食生活には、昔に比べて脂質やカロリーの高いものが多く、それらが薄毛につながるともいわれています。そこで、育毛に効果的な栄養素を多く含む日本古来の食べ物を意識的に摂取して、美味しく薄毛対策をしてみましょう。

1年中安定した価格で買える食材

のり

おにぎりやお寿司に欠かせないのりには、植物性タンパク質が豊富です。さらに頭皮の環境を整え、頭皮の老化を防ぐともいわれるビタミンCも含まれています。ほぼカロリーゼロで、タンパク質をたくさん摂ることができるのが嬉しいですね。また、焼きのりはスーパーやコンビニなどでもいつでも買えるのも魅力です。

かぼちゃの種

かぼちゃの種は、昔から育毛に効果がある食べ物として有名です。髪の生成を助けるミネラルである亜鉛と、皮脂を抑えて頭皮の環境を整えるビタミンB2がたくさん含まれています。昔は種を乾燥させ、それを煎って食べていたそうです。今は、そのまま食べられる状態のものがスーパーや輸入食材店で手に入りますよ。

納豆

納豆は育毛によいといわれる成分が豊富に含まれた食材です。大豆には髪を増やす働きがあるイソフラボンが、混ぜると出てくる糸の部分には、血栓を溶かして血行を促進する納豆キナーゼが含まれています。ぜひ毎日の食事に取り入れたいですね。

レバー

レバーには、髪を作る働きを助ける亜鉛、ロイシン、リジン、メチオニンがたくさん含まれています。自宅で料理するのは大変ですが、外食の時に意識して注文しましょう。レバー同様、ニラにも育毛成分が含まれているので、レバニラは育毛におすすめのレシピです。

旬が春の食材

長芋

長芋にはタンパク質やコラーゲン、老化物質である活性酸素から頭皮を守るビタミンEがたくさん含まれていて、髪にも頭皮にも良い食材です。長芋は刻んでポン酢をかけるだけでおいしく食べられます。また、すりおろした長芋にめんつゆを少し混ぜて冷蔵庫に入れておくと、忙しい時でもすぐに食べられますよ。

にら

にらは年中スーパーで見かけますが、実は春が旬の野菜です。体の中でビタミンAに変化するβカロチンと、血行を促進する硫化アリルがたくさん含まれています。ビタミンAは頭皮の老廃物を排出する働きがあり、育毛には欠かせない栄養素です。野菜炒めだけでなく、おひたしにごま油と卵をかけてナムルにしてもおいしいですよ。

旬が夏の食材

おくら

おくらのねばねばしている部分は食物繊維でできていて、食物繊維は頭皮の老化を抑制します。高血糖が続くと頭皮が老化しますが、食物繊維には血糖の上昇を抑える働きがあるため、老化を抑えられるのです。茹でて刻んだオクラを納豆や長芋と和えると、おいしさと育毛効果の両方がアップしますよ。

ししとう

ししとうにはカプサイシンがたくさん含まれています。カプサイシンはししとうの辛味成分なのですが、頭皮の血行を促進する効果があり、毛母細胞を活性化させる効果もあります。塩分過多は脱毛の原因になると言われているので、夏バテ対策をしたい時にはししとうを活用してみましょう。

トマト

トマトには、肌を老化させる活性酸素から頭皮を守る働きのあるリコピンと、体内でビタミンAに変化するβカロチンがたくさん入っています。ビタミンCが豊富なレタスやキャベツと一緒にサラダにするのはもちろん、育毛効果が高い黒酢をかけて食べると効果がさらにアップしますよ。

旬が秋の食材

かぼちゃ

かぼちゃの果肉にはβカロチン、ビタミンC、血行促進の働きがあるビタミンEが含まれています。かぼちゃには自然な甘みがあります。煮物以外にも、つぶした果肉とヨーグルトを混ぜてサラダにしたり、薄く輪切りにしたものをフライパンで焼いて塩コショウを振るだけもおいしく食べられますよ。

しょうが

しょうがには、ショウキョウエキスとジンゲロールが豊富に含まれていて、2つとも血行促進の働きがあります。ジンゲロールは加熱させたり乾燥させたりすると、ショウガオールに変化します。ショウガオールには、活性酸素を抑制する作用があります。忙しくて料理をする時間が取れない時は、チューブ入りのしょうがをコーヒーや紅茶に混ぜて飲んでも良いですね。

牡蠣

牡蠣には亜鉛、アミノ酸であるタウリン、グリコーゲンがたくさん含まれています。亜鉛もアミノ酸も、髪の生成を助ける重要な成分です。牡蠣は加熱すると亜鉛の量が増加するので、家では鍋に入れたり、外食時は牡蠣フライを注文したりすると良いでしょう。

旬が冬の食材

柑橘類

みかん、はっさく、でこぽん、ぽんかん、いよかんなど、冬が旬の柑橘類には、頭皮の環境を整える働きがあるビタミンCがたっぷり含まれています。髪の成分のもとになるタンパク質と組み合わせると、バランスよく育毛できそうですね。夕食後のデザートなどに取り入れてみましょう。

れんこん

れんこんは少しねっとりした食感が特徴ですが、それはムチンという成分のためです。ムチンは、髪を増やすエストロゲンとよく似た働きをします。また、毛管細胞を強くする働きのあるビタミンB12、さらにビタミンCも豊富に含まれています。きんぴらの他にも、厚めに切ってステーキにするのも簡単でおいしいですよ。

ブロッコリー

ブロッコリーにはビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、血管を丈夫にする働きのあるビタミンK、タンパク質が含まれています。ビタミンの多さにびっくりしますね。塩茹でして、マヨネーズやドレッシングをかけるだけで、簡単においしく食べることができますよ。

いかがでしたか?旬の食材なら素材の味が濃いので、茹でるだけ、焼くだけなどのシンプルな調理でおいしくいただくことができますよ。あなたも是非、「美味しくて髪にも良い」一石二鳥の簡単育毛術を楽しんでくださいね。

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