はげ・薄毛の予防には玄米の栄養素が効果的!?

はげ・薄毛の対策には頭皮環境を整え、育毛を促進するのに必要な栄養素を摂取することが不可欠。そこで今回は、育毛に効果的な玄米の栄養素についてご紹介します。 2017年09月25日作成

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育毛に効果的な栄養素にはどのようなものがあるのでしょうか。髪の毛や頭皮に良い栄養成分を効率的に摂取することは、薄毛対策にも繋がります。玄米には薄毛に効果的な栄養成分が豊富に含まれており、玄米を食べることで効率的に薄毛を予防できます。ここでは、玄米に含まれている育毛に効果的な栄養成分の中から、ビタミンやイノシトール、ポリアミン、GABA、また、注意すべきフィチン酸などについて解説します。

育毛にも効果的なビタミンがたっぷり

ビタミンは髪の毛や頭皮に良いとされています。ビタミンは全部で13種類あり、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEが育毛に効果的といわれています。

ビタミンAは抗酸化作用を持つため、頭皮の乾燥やフケや痒みを防いでくれます。ビタミンB群は細胞の新陳代謝を促進する効果があり、毛母細胞が活発に働くため発毛効果が期待できます。

ビタミンCは疲労やストレスの回復効果があり、抗酸化作用やコラーゲンやタンパク質の構成促進効果もあります。髪の毛だけでなく、頭皮環境の正常化に効果が期待できる栄養成分です。

ビタミンEは血行促進や抗炎症作用などの効果が期待できる栄養成分で、血流改善や髪の毛や頭皮の老化防止、髪の成長を促進する効果があります。

薄毛に効果的なビタミンの中でも、玄米にはビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEが豊富に含まれています。白米と比べるとビタミンB2は約2倍、ビタミンEは約5倍、ビタミンB1は約8倍も含まれているとされています。

育毛にも生活習慣病予防にも効果的!イノシトール

玄米にはイノシトールも豊富に含まれています。イノシトールはリン脂質の一種で脂肪をエネルギーに変える作用があり、抗脂肪肝ビタミンとも呼ばれています。摂取した栄養分を神経細胞に供給して、細胞の働きを活性化させる効果もあり、育毛を促進することに繋がります。肝臓に脂肪が溜まりづらくなるため、肝機能を正常に保つことができます。

お酒を飲む人は肝機能が低下するとアルコール分解に体内の大量のアミノ酸を使うことになり、髪の毛に十分な栄養が行き届きにくくなってしまいます。玄米を食べることで、薄毛予防の他に生活習慣病の予防や改善の効果が期待できます。

育毛に効果のあるポリアミン

ポリアミンは細胞の生まれ変わりに重要な役割を持つ成分であり、加齢とともに減少していくといわれています。ポリアミンが不足すると、体の細胞分裂がうまくいかず老化や抜け毛の原因になります。ポリアミンを摂取することで、抜け毛・薄毛の予防ができます。玄米にもポリアミンが含まれており、ヘアサイクルを整えてくれます。

ストレス対策GABA

チョコレートでも注目を集めているGABAは、ストレス対策に有効な栄養成分で、玄米にもGABAが含まれています。ストレスを抱えてしまうと、血管が収縮し髪の毛や頭皮へ必要な栄養が行き届きにくくなります。

また、ストレスが原因で暴飲暴食や睡眠不足になる可能性もあり、生活習慣が乱れてしまいます。生活習慣の乱れは薄毛の原因の1つでもあり、ストレスは育毛の天敵です。

アミノ酸の一種であるGABAを取り入れることで、ストレスによる免疫力低下などを抑制し、薄毛対策に効果が期待できます。玄米を食べることでストレス軽減にも繋がり、薄毛予防にも効果が期待できます。

玄米に含まれるフィチン酸には注意も必要

玄米には、髪の毛に良い亜鉛やミネラルも含まれています。タンパク質を髪の毛に変える働きをするため、これらが不足してしまうと髪の毛が細くなり、白髪や抜け毛が増えます。

つまり、いくら良質なタンパク質を摂取しても、亜鉛やミネラルが不足していれば、薄毛の原因になるのです。

しかし、玄米には、水銀や鉛などの重金属と結合して、体内の有害物質を排出するフィチン酸も含まれています。有害物質を排出してくれますが、同時に、フィチン酸は亜鉛と結合して亜鉛の吸収を妨げる原因にもなりますので、注意も必要です。

育毛に効果的な栄養成分を知ると、効率的な薄毛対策ができるようになります。今回ご紹介した栄養成分は、どれも髪の毛や頭皮に良いものばかりです。ぜひ普段の食事に玄米を取り入れてみてくださいね。

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