ウソ?ホント?ハゲにまつわる都市伝説

「帽子をかぶるとハゲる」など、ハゲにまつわる都市伝説は後を絶ちません。ここでは有名な都市伝説を3つピックアップ。果たして真実なのかどうか、みていきましょう。 2017年09月25日作成

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世の中にはいろいろな都市伝説が存在しますが、ハゲや薄毛に関する都市伝説もいくつかあるんです。これらの内容は本当なのでしょうか?

それとも事実とは異なるのでしょうか?ここでは、代表的な都市伝説を3つピックアップし、解説していきます。

酸性雨でハゲる

今ではあまり聞きませんが、少し前までこの都市伝説は非常に広く蔓延していたのではないでしょうか?雨が降ってきて、傘がなく濡れて移動していたりすると、友人などから「雨を浴びたらハゲるよ!」など、言われた人も少なくないはずです。

果たして本当に酸性雨でハゲるのでしょうか?答えは「うそ」です。髪の毛はタンパク質からできていますが、酸性の液体にはタンパク質を変質させる性質があるとされています。「酸性の雨である酸性雨は髪の毛も溶かすのでは?」と考えられたため、誕生した都市伝説だと思われます。

ですが、酸性雨の濃度は、ハゲるほどではありません。したがって、酸性雨を浴びることは直接的なハゲの原因にはならないのです。しかし、雨には汚れが含まれているほか、濡れたままでいるとストレスになり、頭皮や髪にとってよくありません。雨を浴びたあとはキレイに洗いましょう。

帽子をかぶるとハゲる

ベースボールキャップやニットキャップ、ハットなど、オシャレとしてかぶりものをする人も少なくありません。このような帽子をかぶることでハゲになる、という都市伝説もあります。果たして本当にそうなのでしょうか?

これは、「半分本当で半分うそ」です。帽子をずっとかぶりっぱなしでいると、汗や皮脂が出て頭皮環境が悪化します。そうすると毛穴詰まりや頭皮トラブルを起こしてしまい、ハゲの原因になってしまいます。そういった意味合いで、「帽子をかぶるとハゲになる」という都市伝説が生まれた可能性もあります。

帽子をかぶる際は、できるだけ頭皮が蒸れないように注意してかぶりましょう。一方で、帽子は良い面も。帽子は、ハゲの原因にもなる紫外線から髪の毛や頭皮を守ってくれる効果もあります。紫外線を浴びすぎると、髪の毛や頭皮は傷んでしまい、ひどいときは炎症を起こしてしまいます。

そうなると、十分な栄養が行き届きにくくなり、ハゲの原因にもなります。帽子をかぶることで紫外線を直接浴びるのを防げるため、紫外線が強い日などは、帽子をかぶらないよりも薄毛対策になるのです。

体毛の濃い人はハゲる

「体毛が濃い人はハゲる」という都市伝説もあります。おそらく、「髪の毛でなく体毛の方に栄養が取られ、髪の毛への栄養が疎かになってハゲるのでは?」ということから来ているのでしょう。果たして本当なのでしょうか。

こちらは一概に「本当」とは言い切れません。体毛は男性ホルモン、髪の毛は女性ホルモンの量に影響を受けます。男性ホルモンが多いと体毛は濃くなる傾向があり、女性ホルモンが多いとハゲにくい傾向があるということです。

ですが、両方のホルモンが多い場合には、体毛が濃くてもハゲない可能性も大いにありうるのです。

代表的な都市伝説の3つを紹介しました。ほかにもハゲや薄毛に関する都市伝説はいくつか存在しますが、正しい知識を身に付け、自分で真偽のほどを判断できるようになれば、変な噂に惑わされることなく、ハゲや薄毛対策を行えますよ。

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