薄毛予防にも?簡単にできる頭皮マッサージの方法

薄毛を予防する方法として頭皮マッサージは効果的です。ここでは自分でできる簡単な頭皮マッサージについて、具体的やり方や注意点などをご紹介していきます。 2017年09月25日作成

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抜け毛や薄毛の予防にも効果がある頭皮マッサージ。自宅でも外出先でも道具も必要なく、自分でできます。マッサージすることで血流が良くなり、ツボを押すことで疲れやストレスも緩和されますよ。ここでは、簡単にできる頭皮マッサージ方法について解説します。

側頭部のマッサージ

側頭部をマッサージする際も、他の部分をマッサージする際も、基本は人差し指から小指までの4本の指を使ってマッサージをします。側頭部をマッサージする場合は、耳の上に角孫(かくそん)というツボがあり、そのツボに4本の指をあてます。そして、4本の指で腹を使うように意識しながら、ゆっくりと円を描くようにマッサージしていきます。心地良いと感じる力加減で行うことがポイントです。少しずつ頭頂部の方に上にずらしながらマッサージしていきましょう。

頭頂部のマッサージ

自分で頭皮マッサージをする際に最もやりやすい部分が頭頂部ではないでしょうか。頭頂部をマッサージする際は、側頭部同様、ゆっくりと円を描くようにマッサージをします。また、百会(ひゃくえ)というツボを押すと効果的です。美容室などでシャンプーされる際も押されることが多いツボで、頭皮の血行を良くするといわれています。百会は、眉間と両耳のそれぞれから上に進み交差する部分にあります。百会を心地良い強さでゆっくりと押してみましょう。強く押しすぎると逆効果ですので、注意してください。疲れたときに押すと、リラクゼーション効果も期待できます。

後頭部のマッサージ

後頭部の首の付け根あたりをゆっくりと押しましょう。首の真ん中あたりにくぼみがありますが、そこにはあ門というツボがあります。後頭部の中心線上にあり、生え際から指0.5本分上です。あ門のツボは頭痛や首のコリ、肩コリなどに効果があるといわれています。コリが改善されるだけでもストレスが軽減されるものです。後頭部をマッサージする際も親指以外の4本の指の腹を使って、円を描くように位置を変えながらゆっくりとマッサージしていきましょう。あ門は多少強めに押しても大丈夫ですので、疲れを感じたときにぜひ押してみてください。

首の後ろのマッサージ

首の後ろには風池(ふうち)というツボがあります。風池は後頭部の首の付け根にあり、後頭骨の下にあるくぼみ部分と耳の下を結んだ中間点にあります。肩コリや視力回復などにも効くといわれているツボです。疲労を感じるときに風池を押すことで、症状が緩和されることがあります。ツボを刺激することで血行が良くなり、髪の毛や頭皮に栄養が行き届きやすくなります。首はむやみやたらにマッサージをすると、逆に自律神経に影響を及ぼす可能性があります。ツボを刺激する程度に留めておきましょう。

シャンプー時のマッサージ

シャンプーは髪の毛の汚れを落とす目的もありますが、頭皮の毛穴の汚れを落とし、マッサージすることも目的です。シャンプーの際のマッサージも、通常時の頭皮マッサージと同様です。4本の指の腹を使い、ゆっくりと円を描くようにしてマッサージします。百会などのツボも押すようにしましょう。濡れているため、通常よりもマッサージがやりやすいです。また、発毛・薄毛対策の効果を高めるために、シャンプー前にブラッシングや予洗いも行うと良いでしょう。そのうえで、ゆっくりとマッサージしながら洗い、丁寧にすすげば完了です。大事なのは、爪を立てたりこすったりしないこと。頭皮を傷つけてしまいます。

シャンプー時だけでなく、時間が空いたときや疲れを感じるときに頭皮マッサージをすれば、髪の毛や頭皮に良いだけでなく、リラックスできます。継続してやっていくことが大切ですので、毎日5分程度だけでも時間を確保してマッサージしてみましょう。

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