育毛剤のアルコールでの爽快感は問題無し?

育毛剤について調べていると目に入る「アルコール配合」や「アルコールフリー」の文字。実際、アルコールの効果とはどのようなものなのでしょうか?効果やデメリット等、まとめてみました! 2017年09月23日作成

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「そろそろ頭のケアを始めなきゃ…」と考えている人、「もう本格的に始めているけど、違う育毛剤に変えてみようかな…」と考えている人。様々だとは思いますが、共通の悩みは「次はどの育毛剤を使おう?」ということではないでしょうか。また、たくさんの育毛剤を調べているうちに気になるのが、「アルコール配合」であったり「アルコールフリー」の文字。アルコール成分が入っていることによって、育毛剤でどのような効果が得られるのでしょうか?育毛剤に含まれるアルコール成分のメリット(効果)とデメリットについてご紹介します。

アルコール成分配合によるメリットは?

育毛剤には、頭皮の調子を健康な状態に整えたり、ダメージを補修したり、血行を促進したりと、髪の毛を生やす・元気にするための様々な有効成分が配合されています。パッケージにずらりと並ぶ、見たことのないカタカナに思わずめまいがしてしまいますが、その成分表示の中でアルコール成分を表すのが、“アルコール”や“エタノール”という言葉です。これらのうちのどちらかがパッケージに書かれていたら、その育毛剤は「アルコール配合育毛剤」ということになります。では、なぜ育毛剤にアルコール成分が含まれているのでしょうか。その効果として、「爽快感が得られる」ということが挙げられます。アルコールには、脂肪を溶かすはたらきがあります。夏はもちろん、冬でも人は知らず知らず汗をかくもの。頭皮、特に毛穴には皮脂がたまってしまいます。そうした皮脂を育毛剤に含まれるアルコール成分が溶かしてくれるので、サッパリとした感覚になるのです。またアルコール成分は揮発性が高く、揮発するときに熱を奪うはたらきもあるため、スースーした感覚も得られます。またアルコールには殺菌作用もあるため、頭皮のにおいやフケ、かゆみの原因となってしまい得る雑菌を取り除いてくれる効果もあります。なんだか良いことずくめのような気がしてきますが、このアルコール成分配合の育毛剤にはデメリットもあるのです。次はそのデメリットについてご説明いたします。

アルコール成分配合によるデメリット

アルコール成分が配合された育毛剤を使うことのデメリットは、「頭皮に異常をきたす可能性がある」ことや、「乾燥しやすくなる」ことです。これらのデメリットは、先述の「アルコール成分配合によるメリット」と表裏一体になっています。「爽快感が得られる」ということは、裏を返せばそれだけ刺激性は高いのです。使ったときにヒリヒリとしてしまったり、あまりにもアルコール濃度が高い場合や、その日の体調によっては腫れやかぶれを引き起こしてしまう可能性があります。アルコールに対してアレルギーがある方は避けたほうが良いでしょう。もう1つのデメリットとして挙げた「乾燥しやすくなる」とうのは、メリットの方で挙げた「揮発性が高い」ということと深く関係しています。「揮発するときに熱を奪う」と述べましたが、アルコール成分はそれと同時に水分も奪っていってしまうのです。乾燥はかゆみの原因のひとつ。日常の中で乾燥肌に悩んでいる方は使用を避けることをおすすめします。また、デメリットとまではいきませんが、そもそもアルコール成分には育毛効果や発毛効果がありません。確かに頭皮の雑菌は取り除いてくれますが、「髪の毛を育てる」「髪の毛を生やす」効果はなく、ただ清涼感や爽快感を出すために配合されていることが多いといっても過言ではないでしょう。確かに、頭皮がベタついているよりはサッパリしている方が良いですが、その分リスクもあることが分かりました。それでは、アルコール成分が含まれていない育毛剤(アルコールフリー育毛剤)でおすすめのものをご紹介します!

BUBKA

育毛・発毛に大きな効果を期待できる化学成分、“ミノキシジル”と同じような効果が見込まれる、北海道の日高沖で獲れるミツイシコンブ由来の天然成分“M-034”がたっぷり配合されているBUBKAの育毛剤です。また、育毛剤としては珍しく、薄毛予防に効果があるとされているコラーゲンも豊富に含まれています。アルコール成分は大幅にカットされており、アルコール配合率はなんと0%!とことん頭皮をいたわった育毛剤となっています。そしてBUBKAは「頭皮の柔軟性」と「薄毛・抜け毛」の関係に注目し、頭皮を柔らかく、そして弾力をもたせるための天然成分を4種類配合しています。頭皮に弾力とハリがでることで、育毛に効果のある有効成分がグングン入るようになるのです。頭皮に優しいだけではなく、理論的に薄毛や抜け毛の改善にアプローチしてくれる育毛剤です。

M-1ミスト

サラヴィオ化粧品が開発したアルコールフリーの育毛剤、「M-1ミスト」。薬剤の状態を良好に保つための防腐剤や、防腐剤としてのアルコールが一切含まれていません。その代わり、温泉由来の発酵技術を用いて開発された独自の温泉酵母を含有しています。ケミカルな成分がカットされているため、頭皮への過剰な刺激があるのではないか、という心配はいりません。また、こちらも独自開発された成分“加水分解酵母”によって、髪の毛を生やす素となる細胞を活性化させ、育毛・発毛のための信号を活発に発信するようにします。化学成分を使わず、まさに自然の力だけで育毛や発毛を促してくれる育毛剤です。肌に優しいと聞くと、それだけで安心して使うことができますよね。敏感肌の方にも使いやすい育毛剤と言えるでしょう。「徐々に薄毛が改善され始めた」「脂っぽさがなくなった」などの良い評判も多く目にします。

KURO EX

近年、耳にすることが増えてきたAGA(男性型脱毛症)の症状の1つ、「M字型薄毛」に悩んでいる方に向けてビューラボが開発した、アルコールフリーの育毛剤「KURO EX」です。“完全エタノールフリー製法”を独自に編み出し、アルコール成分を一切含まない育毛剤の開発に成功しています。文字通りエタノールはもちろんのこと、鉱物油や石油系界面活性剤、シリコンなど余計な添加物がまったく含まれていないので、男女問わず、肌質問わず使用できます。そしてこのKURO EX、液だれや成分浸透前の蒸発などのストレスもフリーなのです。「高密着育毛剤」というキャッチコピーの通り、効き目が欲しい場所にピンポイントでつけることができ、液はそのポイントにぴったりと密着し、深く、じっくり浸透していきます。この「高密着育毛剤」の秘密も化学成分ではありません。ガゴメコンブというコンブにたっぷりと含まれている“フコイダン”という成分によって、液にとろみが生まれるのです。この“フコイダン”、ただとろみを出すだけではなく、保水力も抜群!頭皮の乾燥を防ぎ、健康な状態を保ってくれます。また他の成分もケミカルなものは一切なく、全て天然成分で、頭皮の保湿、柔軟化・血行促進・脱毛抑制の効果が得られます。KURO EXを使用した方からは「1本1本が太くなった」といったような、髪の悩みが改善された声を多く聞きます。

選択のポイント!

アルコール成分含有の育毛剤では、一時的に清涼感やスッキリした感覚を得られるかもしれませんが、長期的に見れば頭皮にダメージを与えてしまうリスクを負っていることになります。いつまでも健康的な頭皮でいるためには、やっぱりアルコールフリーの育毛剤をおすすめします。そしてせっかく天然成分がたっぷり含まれているのなら、その成分がじっくり浸透していく方が良いですよね。その点で、液だれのしにくいジェルタイプは特におすすめです。最後にご紹介したKURO EXのようなとろみのある液で、有効成分も浸透しやすい上に頭皮の保湿ができるというのはまさに一石二鳥ですね。

育毛剤に含まれるアルコール成分の効果やメリット・デメリットについて、そしてアルコールフリーの育毛剤をいくつかご紹介しました。健康な頭皮から健康な髪の毛は生えるもの。健康な頭皮づくりにぴったりな育毛剤を選んでみてくださいね。

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